去年12月25日に投開票が行われた宮崎県知事選挙で、現職の河野俊嗣氏に2万3044票差で惜しくも破れた東国原英夫氏が14日放送のABEMA『NewsBAR橋下』に出演。また、元妻・かとうかず子さんとの間に生まれた長男の加藤守氏も登場すると、守氏の“この先”についてトークが交わされた。
東国原氏の選挙を手伝うにあたり、会社を辞めたという守氏。橋下徹氏が「大学院がジョージタウン大学というのはもちろんすごいが、CSIS(戦略国際問題研究所)という世界的に有名なアメリカのシンクタンクに入っていた。政治の道を歩もうとしていたんですか?」と尋ねると、守氏は「どちらかというと政策に関心があって。今まで政策の立案、調査などをやってきて、その延長線で父をサポートできるなら一石二鳥かなと。ちょっとギャンブルはあった」と話す。
東国原氏と守氏の間で政策論をぶつけ合うそうで、「橋下さんたちの真似をした“東国原八策”というのがあるが、この議論の時はすごかった。(息子は)非常に先進的で、申し訳ないけど宮崎は追いついていないと。皆さんにわかるようにアレンジしていったが、最初に揉んだ時の政策は最先端だった」と東国原氏。
さらに、「今の奥さんとの間に5歳の息子がいる。ある集会では『東国原さんが息子さんを連れてきました』ということで、当たり前のようにチャイルドシートが置かれていた。そこに彼(守)が来て、チャイルドシートに座ったら皆さん爆笑で、『ユーモアがある方ですね』『この人が守さんですか』と。田舎だから噂がワッーと広がって、後半は中高年の女性が握手に来たと思ったら『守さーん』って」と反響があったことを明かす。
一方、守さんは戦う父を見て「本当にタフな人だ」と思うと同時に、「父といろいろと話をしていく中で、宮崎には課題が結構あり、解決はすごく重要だ」とも考えたという。
守氏は現在32歳。橋下氏が「退路を断って、ここからどうするのか。もう1回民間企業とはいかないんじゃないか。政治に一度踏み込んでしまったら」とそそのかすと、東国原氏は「たきつけないで! 彼は政治ではなくビジネスで、地方創生や地域の課題解決をできないかという視点で見ているから」と抑止していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)