沼男子扮する猪塚健太「全員が体を張って、かなり攻めています」『今夜､わたしはカラダで恋をする｡Season2』 | エンタメ総合 | ABEMA TIMES

　昨年、放送され反響を呼んだドラマ『今夜､わたしはカラダで恋をする｡』のシーズン2がABEMAにて、2月4日（土）夜10時～から放送スタートする。人には言えない恋の悩みや葛藤を胸に秘めた女性が､ミステリアスで危うい男性である沼男子と過ごした夜を繊細に描く4つのオムニバスストーリー。ヒロインを務めるのは、新田さちか、織田奈那、林田岬優、秋谷百音の4人。ミステリアスな“沼男子”役はシーズン1から引き続き猪塚健太が務める。シーズン2はいったいどんな物語が繰り広げられるのか。“カラダで恋する女性”を演じた4人のヒロインと沼男子役の猪塚に今シーズンの見どころを聞いた。

【動画】『今夜､わたしはカラダで恋をする｡Season2』

――本日はよろしくお願いいたします。女性のさまざまな恋愛、体当たりのシーンも見どころとなる本作ですが、まずはオファーが来たときのご感想を教えてください。

新田さちか（以下、新田）：タイトルを聞いて台本を読ませてもらって、最初はこの本をどう表現したらいいのだろうと、衝撃や戸惑いがありましたが、だからこそ挑戦したいなという気持ちになりました。私が演じた青山葉月は、なかなか普段の私からは共感しがたい部分も多かったのですが、理解することはできると思って、監督をはじめとして、色んな方と葉月についてたくさん話をしました。その結果、彼女に歩み寄ることができて、愛おしいなとまで思えたので、彼女を演じることができてよかったです。

拡大する

織田奈那（以下、織田）：私は、お話をいただいたときに、女の子が性に対して向き合う姿勢を感じられる作品でいいなと思いました。前シーズンも見させていただいて、三者三様にそれぞれの恋愛があって悩みがあって、私自身もたくさんの共感がありました。シーズン2も、共感を得られると思いますし、勇気を与えられるというか、恋愛の後押しにもなると思います。

拡大する

林田岬優（以下、林田）：私もシーズン1を見て、女性に向けて届けている作品という印象を持ちました。映像がキレイで、ラブシーンも美しいので、ぜひ参加したいと思いました。監督とお話をする中で、恋愛で悩んだことのない女性はいない、悩んでいることを恥ずかしがらなくていいし、受け入れていくことで、新しい道に進んでいくことができるんだよっていうメッセージを感じましたし、そんな作品に携われてうれしいです。

拡大する

秋谷百音（以下、秋谷）：私が演じたエピソードは、恋愛ってなんだろう、好きって気持ちってなんだろう、というところから始まるお話です。誰もが悩むことについて、自分を通して、伝えられるということにやりがいを感じましたし、光栄だなと思いました。

拡大する

――猪塚さんは、前シーズンから引き続きのご出演になりますが、どんなお気持ちですか。

猪塚：まずは、うれしかったですね。実は、シーズン1のときは、放送されるまでは探り探りの状態で、視聴者やファンの皆様に受け入れられるのだろうかという不安が大きかった部分がありました。放送後、いい反響をいただいて、2につながるのはそれだけ価値があったということだと思います。2をやるなら、1を超えるものにしたいと気合を入れて臨みました。

拡大する

――2度目の大沼を演じるためになにか準備されたことはありますか。

猪塚：筋トレをして体は少し変えました。あとは前回からの引き続きでもありますが、大沼専用香水という香水をつけています。前シーズンで匂いに惹かれる女性の話があって、そのときに自分で大沼の香水を選びました。今回も、大沼でいるときにはその香水をつけることで、スイッチが入りました。大沼と交わった人だけがわかる匂いです。

ヒロインたち：へぇ～！

――大沼香水をつけていたそうですが、気づきましたか。

新田：爽やかでしたよ。

秋谷：爽やかだけど、ムーディーな感じもあった印象です。色気を感じる香りというか。

新田：どっちかっていうとライムみたいな感じかな。

猪塚：分析されると恥ずかしいな（笑）

――ヒロインのみなさんは、役を演じるうえでなにか準備したことはありますか。

新田：私が演じた葉月は自己肯定感が低い女の子です。ビジュアルをどう作っていこうかというのはすごく考えて、眉毛が濃いと意思がある感じに見えるので眉毛の脱色をしました。あとは、私自身は筋肉質で、なにもしなくても腹筋が出るタイプなんです。それだと、ストイックな印象になると思ったので、夜中にカップ焼きそばとかラーメンとか食べたりして過ごしました。

林田：私も新田さんと同じように体は鍛えすぎないで挑みました。普段は、モデルをしていますが、モデルの撮影のときのように鍛えすぎず、親近感を持ってもらえるような、同じ女性としての目線で見てもらいたいという思いがあって。普通にご飯を食べて、チョコも食べていました。

秋谷：現場では、オープンなマインドでいることは心がけました。センサーを多めに出すようにして、工藤渚の気持ちを素直に演じられるようにしました。

織田：私は、早田くん（山下航平）と小泉さん（鈴木志遠）と共演して、2人との距離感を違うものにしたいなという思いがありました。小泉さんとはマッチングアプリで初めて会った人という設定なのであんまり会話をせず、本当に初対面の感じを出したいなと。早田くんは、付き合っている彼氏なので、ありもしない思い出とかを頭の中で想像しながら日常生活を送りました。インスタを見たりして、本当に彼氏だと思い込むようにしながら生活していました。

猪塚：航平くんがそれを知ったらうれしいだろうね（笑）

織田：そうかな？　うれしいかなあ？

猪塚：自分のインスタを見て好きになってくれて、役作りしてくれるなんて、めちゃくちゃうれしいと思うよ。

――きっと記事を読んだら喜んでくれますね。もっとお話を聞きたいのですが、お時間が来てしまいました。猪塚さん、最後に新しい“カラ恋”を演じたご感想と視聴者のみなさんへのメッセージをお願いします。

猪塚：シーズン1と比べると、激しい場面も多くなった印象でだいぶ攻めた作品になっています。それだけみんなが体を張ってくれているということですが、決してただエッチなドラマではなくて、より美しい映像で、女性の背中を押してくれるような内容になりました。前回見てくださった人も、新しく見てくれる人も、存分に楽しんでほしいです。

――ありがとうございます！　放送を楽しみにしています。