『ナスD大冒険TV』では極北の自然や人々をテーマに撮影を続けた写真家・星野道夫さんの超貴重映像を公開。この中で星野さんが危険と隣合わせの環境で活動を続けるも、銃を持たない理由を明かす場面があった。
番組では「天空のヒマラヤ部族 超完全版 偉大な写真家 星野道夫の物語」と題した企画が放送。星野さんに関する貴重な映像を、ナスDが会社の倉庫で発見したことで、公開に踏み切ったという。
アラスカの大自然、そしてそこに生きる動物や人々を愛した写真家の星野さんは、1962年9月27日に千葉・市川市で生まれた。16歳の時に約2ヶ月間のアメリカ冒険の旅へと出て、慶應義塾大学在学中の19歳の時には偶然見たアラスカの写真集をきっかけに先住民を訪ね、ひと夏を過ごすなど、冒険家としての姿も持つ。そして1996年43歳の時にロシアでヒグマに襲われる事故に遭い逝去。
そんな星野さんだが、危険と隣り合わせの環境の中でも銃を持つことはなかったという。
星野さんは「基本的にクマは人間を襲いたいとは思っていないと考えてます。できたら人間を避けたいと思っているし、人間を怖いとすら思っている。銃を持っていくという事は、自然に対してどこか変な大胆さが出てきて、あんまり考えなくなるというか。けれど銃を持ってない時はやっぱり色んな事を自分で考えなくてはいけないし、少し自然に対して謙虚になれるというか。そんな様な気がします」と理由を明かした。
伝説的な冒険家・植村直己さんに続き、偉大なる写真家・星野道夫さんの特集が行われた『ナスD大冒険TV』。視聴者からは「すげぇ番組を深夜にやっとる。。。」「はい、今日は星野道夫さん!!ナスDありがとう!」などの声がネット上に寄せられていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)





