ブラックマヨネーズが劇場での漫才にこだわり、テレビでは漫才を披露しなくなった理由を明かした。
1月25日(水)、ABEMAにて坂上忍がMCを務める番組『デマ投稿を許さない』が放送。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。ネット上で本当か嘘かわからない噂を広められたゲストを招き真相を直撃、坂上がデマ投稿にNOを突きつける。企画・構成は鈴木おさむ。
今回のゲストは第5代M-1王者・ブラックマヨネーズの小杉竜一&吉田敬。SNS上には「吉田ってパチンコばっかりしてない?もう漫才とかやめてんのかな」という投稿があり、これがデマか検証された。
吉田は「パチンコ番組はやってます」と一部を認めつつ、「漫才、めちゃくちゃやってます」と噂を否定。小杉も「月にNGKで2日とか3日、5~6ステージやってます」と説明した。
小杉は「忙しい時、漫才にかける時間が少なくなって、だんだん『ちゃんとやれてない』『下手になっている』『これじゃマズイ』という話になった」「漫才に時間をとろうという話になった」と説明。坂上が「テレビではなんでやらないの?『THE MANZAI』とか出ないの?」と追及すると、小杉は「言ってしまえばお客さんが特殊すぎるというか」とテレビならではの独特な雰囲気を語った。
小杉は「テレビで来ているお客さんと普通の寄席のお客さんは違うじゃないですか、反応が」「そういう違和感はちょっとあるな、というか」と告白。吉田も「テレビで一回やってしまうと、次に劇場に来た人が『もう知ってるわそのネタ』ってなる」「それに見合うネタを作るのが…。暇な時はめちゃくちゃできましたけど。そこ(テレビ)で消化してしまうというのもちょっと違うのかなって」と語った。小杉は「僕の意見ですけど、漫才って舞台で見てほしいなって。フリーの部分をテレビで見せているから」「分けたいなって思いますね」と理念を力説。コンビ間で漫才への思いが一致していることを強調した。