元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が23日、自身のブログを更新。がんのため21日に亡くなったTBSアナウンサーの向井政生さんとの思い出を振り返った。
2019年に悪性リンパ腫と診断され、抗がん剤治療を経て仕事復帰していた笠井はこの日、「TBSアナ向井くん、安らかに」というタイトルでブログを更新し、「同じ大学で 私も妻も アナウンサー“同期”の友人なんです。」と向井さんとの関係性を明かした。
続けて、「顎下腺がんという あごのがんだったそうです 話すことに関して重要な「あご」とても辛かったと思います がん闘病をしていると言うことは聞いていました 治療を受けて、その後、仕事復帰をしていたのですが、無念だったと思います」と向井さんの胸中を察し、コメントした。
さらに、向井さんとはアナウンサー養成専門学校でも同期で共にアナウンサーを目指し、切磋琢磨していたといい「学生の頃から、声も良くて、落ち着いていて、本当に優秀でした そのまま今すぐにでもニュースを読めるのではないかと言うくらい レベルの高い男でした」と当時の思い出を振り返った。
アナウンサーとして活動する向井さんの姿を見るたびに「自分もしっかりしなきゃなと背筋が伸びる気持ちになりました」とつづった笠井。
向井さんとはがんの診断を受けた時期や治療を行った時期が同じだったことに触れ「なぜ私は、元気にして頂けて 向井くんは天国行かなければならないのか?『返していただいた命をもっともっと大切にしなければいけないよ』向井にそんなふうに言われているような気がします」と心情を明かし「向井ありがとう 局アナとしての誠実な姿を見せてくれて そして、安らかに…」と追悼した。
そしてブログの最後には「【追伸】向井くんと親しくしていた友人から連絡をもらいました
『笠井が良くなったんだから、負けてらんない』そう言って、向井は頑張っていたそうです すまない その文面を見たときに たらず涙が出てきました(原文ママ)」と向井さんの言葉に涙した事を明かした。(『ABEMA NEWS』より)
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