2月3日(金)よる9時より、ABEMAにてオリジナルバラエティ番組『有田哲平の引退TV』#5が配信。
同番組は“引退”を決意したくりぃむしちゅー・有田哲平による異色のオリジナルバラエティ番組。「きわめて近い将来引退をします」という有田の“引退宣言”から幕を開けた本番組では、有田が共に一線を退くべきではないかと考える芸能人に引退勧告を行っていく。有田と共にMCを務めるのはフワちゃん。なお数々のヒット番組を手掛けてきたディレクター・名城ラリータ氏が総合演出を務める。
今回白羽の矢が立ったのは2021年M-1グランプリ王者の錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)。そして、そんな彼らに引退勧告を行うのは、長谷川と北海道吉本の同期であるタカアンドトシだ。売れていない時代から27年に及ぶ付き合いのタカアンドトシが人気絶頂の錦鯉に「幸せなまま引退して欲しい」「ピークを越えて落ちてく様を見たくない」と引退を突き付ける。
ABEMAのニセ番組収録として呼び出されていた錦鯉は突然登場したタカアンドトシに驚きつつも、4人は席を囲んで乾杯することに。2022年テレビ出演本数380本、CM11社にものぼる中年の星として駆け抜けてきた2人に、タカは突然「錦鯉、2022年1番頑張ったし、引退した方がいいんじゃないかな」と話を切り出した。
旧知の仲であるタカアンドトシから発せられたまさかの発言に、唖然とする錦鯉。「なんでですか」と納得がいかない様子の2人に「ずーっとさ、売れなくて50になってやっと売れてさ、もう十分出たじゃん。今、だから人生のピークよ。こっからはもう何もないよ」とタカが説明すると、渡辺は「なんて事言うんだあの人」と嘆くようにツッコミを入れた。
さらに「ピークでみんな辞めたいと思ってるの。でも結局ズルズル行くの。で、あの頃は良かったねみたいなことを言うの」と話すトシ。さらにタカも「俺たちも後悔した。ピークで辞めとけば良かったって。でも、それはピークの人にしかできないことだから」と同調し「だからもう今しかないのよ、辞めよう」とトシが畳みかけた。
タカアンドトシに圧倒されながらも「嫌ですよ。俺らもダラダラしたい」と首を振る渡辺。するとタカアンドトシは『M-1』と言う漫才師としての頂点を極めた2人に「ある?次の目標」と尋ねた。それに対して「正直優勝した時に燃え尽きた感あったんです」と答える渡辺。優勝したことでこの1年の目標が無くなったと話しつつ「俺らも出てえんだよテレビ」と訴える渡辺に、タカは「いや、もう出たくないはずだ」と決めてかかり「なんでだよ!?」と大きなツッコミを受けた。
そんな激動の1年を駆け抜けた錦鯉が語る苦悩と、中年で売れた錦鯉の危うい未来。果たして錦鯉は、『引退』を受け入れるのか――?続きはABEMAにて配信中だ。