『ナスD大冒険TV』では色についての雑学が披露された。なんと照明の色を変えたら病欠が減ったという工場もあるという。
『ナスD大冒険TV』では「天空のヒマラヤ部族 超完全版 アジア最後の秘境を目指す過酷旅」と題した企画が放送。ネパール・ヒマラヤの辺境 ・ドルポ地方でも最奥にあるティンギュー集落到着に向けて、ナスDら取材班の過酷な道のりを進む様子が公開されている。
ナスDが進む道はあたり一面真っ白だ。厳冬期の峠超えを行っているのだから当然と言えば当然だろう。
雪が白く見えるには理由がある。色は光の反射によって見えてくる色が変化する。雪の場合、細かい氷の粒によって光が乱反射して、さまざまな色が混ざり合うために白く見えるのだそう。
色は人の健康状態にも影響を及ぼし、イギリスのある工場では工員の病欠が妙に多く、そんな中で、洗面台の青白い電灯を明るい暖色系の色に変えたら病欠が減ったデータもあるそうだ。工員たちが鏡を見るたびに「なんて顔色が悪いんだ。きっと病気なんだ」と思い込んでしまったのが原因だった言われている。
さらに色についての雑学。虹の色は国ごとによって異なるとされる。日本では虹と言えば「赤」「オレンジ」「黄色」「緑」「青」「藍」「紫」の7色という認識だが、それを何色として見ているかによって、国ごとに色の数が変わってくるのだそう。
例えばアフリカのある部族は8色、アメリカは6色、南アジアのバイガ部族に至っては、明るい色と暗い色に分けているので、2色だけで認識しているそうだ。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)