お笑い芸人・タカアンドトシのタカが「漫才が好きなM-1オタクしか出ない大会になるよ、今後」とM-1の未来を予想した。
2月10日(金)よる9時より、ABEMAにてオリジナルバラエティ番組『有田哲平の引退TV』#6が放送。
同番組は“引退”を決意したくりぃむしちゅー・有田哲平による異色のオリジナルバラエティ番組。「きわめて近い将来引退をします」という有田の“引退宣言”から幕を開けた本番組では、有田が共に一線を退くべきではないかと考える芸能人に引退勧告を行っていく。有田と共にMCを務めるのはフワちゃん。なお数々のヒット番組を手掛けてきたディレクター・名城ラリータ氏が総合演出を務める。
これまでに80本以上の番組MCを務め、現在7本のレギュラー番組を持つタカアンドトシ。前回同期で2021年M-1王者の錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)に引退勧告を行った2人だったが、今回錦鯉からまさかの“引退返し”にあうことになった。
SNS全盛期時代に売れる芸人について、タカは「俺たちはテレビ目指してやって来たけど、(今は)テレビがダメでもコッチで発表できるっていうの(色々な媒体)があるからね。だから漫才師目指す奴がいなくなるんじゃない?今後」と予想。「俺らが中学生の時はお笑いやりたいって言ったらテレビ出るしかなかったけど、今はYouTubeやればいいじゃんってできるじゃん?それやって、面白くなかったらハイ終わり、みたいにすぐ諦められるけど、俺たちの場合時間かかっても何年もかけて辿りついてやって……だからすぐ諦める人も多いだろうなと思うけどね。結果が出ちゃうから」と話した。
そして今後M-1では「オタクしか生まれない」と推測するタカ。「漫才が好きなM-1オタクしか出ない大会になるよ、今後」と予想し「そんなこと言わないで下さいよ」と言う渡辺を「(錦鯉は)オタクのトップだよ」とトシが励ました。さらに「俺らオタクに見えます?ただのおっさんじゃないですか」と言う渡辺に「いやいや、エロビデオのオタク(渡辺)とインドのオタク(長谷川)だろ?」と返すタカ。タカの発言に2人は思わず声を合わせ「「インドのオタク?」」と眉間にシワを寄せた。
「テレビは枠がありますからね、YouTubeとか枠ないですから好きなだけやれますから」と呟く渡辺に「すぐできるからこそ今まで発掘できなかった才能も見つかるけど、頑張って努力して10年後に咲く才能も早めになくなっちゃうかもしれない」と危惧するタカ。今後これまでとは違った芸人やタレントが増えていくのではないかと未来に想いを馳せた。
さらに本編では、そんなタカアンドトシの売れ続ける日々の中での苦悩や、これまで語られてこなかったお笑い哲学が明らかに。果たして彼らは、『引退』を受け入れるのか――?
続きはABEMAにて配信中だ。