会社役員や投資家としての顔も持つ、芸人の厚切りジェイソン。4日のABEMA『NewsBAR橋下』にゲスト出演し、日本に根づく“安定志向”について橋下徹氏と議論を交わした。
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まず厚切りジェイソンは次のように問題提起する。
「収入を増やすには副業なども考えられるが、まずは我慢しないことが一番大事。日本で『待遇を良くしてもらいたい』と言った時、会社から『ちょっと無理です』と返されたら、『しょうがない。会社のために頑張ります』で終わってしまう人が多いと思う。そこで自信を持って『ちゃんとスキルがある。これだけ出してくれないなら他のところに行きます』と強気に出て増やしていくのがアメリカの考え方だ。逆に、スキルがない人は会社から出ていけと思う」
そうした主張に橋下氏は「Twitterにイーロン・マスクが来て大量解雇、メタもゴールドマン・サックスもそう。バーンとやっているけど、回復してきた時にはまたいろんなところに雇われて、結局アメリカ経済は回復していく。日本にはできない」と嘆く。
さらに、「ジェイソンさんと喋っていると“ザ・資本主義”を感じるが、僕や竹中平蔵さんが同じようなことを言うとボロカス叩かれたから(笑)」と明かすと、厚切りジェイソンは「なんでですか? Why?」と反応。
「“競争、競争って言うな”っていうのが日本社会」との説明に、厚切りジェイソンが「弱い人を守ってる分、日本経済が弱くなっていく」と指摘すると、橋下氏は「ジェイソンさんが言うと“ほら!”というふうになる」とツッコんでいた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)