解説棋士も「もうついていけない」と“投了”する200手超の相入玉戦 手に汗握るファンが続出「なんだなんだ」「解説も大変ww」/将棋・ABEMA師弟トーナメント
【映像】200手超の大熱戦に解説棋士も興奮

 この戦いにはいつ決着がつくのか、そんな死闘が繰り広げられた。8組の師弟により“最強の師弟”を決める超早指し戦「ABEMA師弟トーナメント2022」の本戦トーナメント決勝、チーム深浦 対 チーム木村が2月11日に放送された。第1局は深浦康市九段(50)と高野智史六段(29)の対戦だったが、優勝をかけた初戦からいきなり200手超、しかも相入玉までもつれこむ大熱戦に。解説棋士も「もうついていけない」と先に“投了”するほどで、ファンからも「なんだなんだ」「違うゲームだからw」「解説も大変ww」といった声が溢れた。

【映像】200手超の大熱戦に解説棋士も興奮

 鋭い踏み込みと絶対に諦めない根気を兼ね備えた深浦九段と、「千駄ヶ谷の受け師」木村一基九段(49)の棋風を受け継ぐように、強靭な受けに定評がある高野六段。戦前からあっさり勝敗が決まることはないだろうと思われたカードだったが、やはりただでは終わらなかった。相雁木から始まった将棋は高野六段が先にリードしたものの、深浦九段が巻き返して一時ははっきり優勢に。ここからさらに高野六段が粘ってひっくり返す二転三転の展開になると、ついに両者の玉は上部に脱出。相入玉を目指すことになった。

 解説の中村太地七段(34)も相入玉の攻防を見届けていたが、すんなり進まないからこの2人の将棋はおもしろい。先に自玉の安全を確保した高野六段が、隙あらば深浦玉を寄せてしまおうという手を連発すると、中村七段もたまらず「もうついていけない…」と苦笑い。最終的に相入玉まで進展すると「すごいことになっちゃった」と、また笑っていた。

 最終的には、持将棋にするためには深浦九段の駒が足りず、202手で高野六段が勝利を収めたが、何度も勝負の分かれ目があった200手超の激戦に、視聴者からも絶賛のコメントが大量に集まっていた。

◆ABEMA師弟トーナメント 日本将棋連盟会長・佐藤康光九段の着想から生まれた大会。8組の師弟が予選でA、Bの2リーグに分かれてトーナメントを実施。2勝すれば勝ち抜け、2敗すれば敗退の変則で、2連勝なら1位通過、2勝1敗が2位通過となり、本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで、チームの対戦は予選、本戦通じて全て3本先取の5本勝負で行われる。第4局までは、どちらか一方の棋士が3局目を指すことはできない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】悔しさをにじませる深浦・佐々木師弟
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【映像】二転三転の大激戦
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