「なぜかずっと見ていられる」といった声が聞かれるなど、車の往来がスムースな環状交差点の様相が“あること”をきっかけに一変。瞬く間に、交差点内にまで車列が伸びる珍現象を捉えた映像がネット上で話題を呼んでいる。
動画の投稿者が撮影、観察したのは、近所にできたというラウンドアバウト。ラウンドアバウトは一方向に周回する信号機のない環状交差点で、スイスイと車がさばかれていくのが良くわかる。しかし、次の瞬間、様子が一変…。
画面の奥にある踏切が閉まると、待機列が伸びてラウンドアバウトの中にまで車の渋滞が発生し、埋まってしまうような状態になってしまった。
こうしたラウンドアバウトは欧米ではイギリスを中心に普及。日本でも140カ所ほどに設置されているというが、踏切の前に設置すると、交通量によっては交差点の中まで渋滞してしまう問題もあるようだ。
投稿者によると、動画を撮影したのは愛媛県の松前公園付近にある環状交差点。また、奥に見える踏切は伊予鉄道郡中線。さらに踏切と交わる道路は後から舗装されたもので、2年前は三叉路の状態だったという。
この投稿動画は80万回以上再生され「なぜかずっと見ていられる」「ラウンドアバウトのすぐ奥に踏切あるとか、もはや特殊条件の社会実験では」といった声が聞かれている。（ABEMA『週刊BUZZ動画』）
