プロレスラー・武藤敬司の引退を前に、武藤の娘・霧愛は「引退して欲しかった」と胸中を告白した。
2月17日(金)よる9時より、ABEMAにてオリジナルバラエティ番組『有田哲平の引退TV』#7が放送。
同番組は“引退”を決意したくりぃむしちゅー・有田哲平による異色のオリジナルバラエティ番組。「きわめて近い将来引退をします」という有田の“引退宣言”から幕を開けた本番組では、有田が共に一線を退くべきではないかと考える芸能人に引退勧告を行っていく。有田と共にMCを務めるのはフワちゃん。なお数々のヒット番組を手掛けてきたディレクター・名城ラリータ氏が総合演出を務める。
インタビューにて、武藤の引退について語る娘・霧愛。現在の武藤の体について「真っ直ぐに立てない。それの影響で膝も曲がってる、腰も曲がってる、身長も縮んじゃってて…立つ・歩く・座るっていう日常の人間として普通の行動がツラそうでしたね」と明かした。
そして父・武藤を間近で見ていて「引退して欲しかったですね」と胸中を告白。「お父さんって、ファンのことをすごく考えてるんですよ。誰よりも。なので、ダメなこととか無茶なこともやっちゃうんですね。絶対ダメなことでも」と話し「お医者さんが『絶対やるな』って言った“ムーンサルト”も飛ぶし『その後どうなるか』じゃないんですよ、お父さんにとっては。『やったらお客さんが喜んでくれる、だったら飛ぼう』って、なっちゃうんですね。体が無理でも、心で体動かしちゃう人なんで」と複雑な想いを語った。
番組では武藤自身が明かす引退を決意した理由、プロレス大好きな有田が明かす武藤の魅力をたっぷりと語っている。また来たる2月21日(火)、伝説の髙田戦と同じ東京ドームで行われる武藤38年のプロレス人生に終止符を打つ引退試合『プロレス“ラスト”LOVE~HOLD OUT~』はABEMA PPVにて独占配信される。