1月30日発売の「週刊少年ジャンプ」では、篠原健太先生の漫画「ウィッチウォッチ」に「SKET DANCE」のキャラクターが登場して話題に。その後も数号に渡ってコラボ回が描かれ、ネット上でも作品を懐かしむ声が相次ぎました。
「SKET DANCE」は、篠原先生が2013年まで連載していた学園ギャグ漫画。学園生活支援部、通称“スケット団”が様々な依頼を解決していく作品です。アニメは2011年から放送され、1年以上続く長期作になりました。今回はそんな「SKET DANCE」から、選りすぐりの爆笑エピソードを3つご紹介しましょう。
目次
- 第15話「13日の過ちのエンジェル」
- 第39話「壊れてしまった特別な…正月」
- 第58話「ストップ!透明人間くん」
- まとめ
第15話「13日の過ちのエンジェル」
まず取り上げるのは、第15話「13日の過ちのエンジェル」。クセ強キャラがたくさん出てくる「SKET DANCE」ですが、同話で登場するビジュアル系男子・伊達(通称:ダンテ)も中々のインパクトです。
ダンテは片目が隠れる髪型で見た目はイケメンなものの、何かを話す時に短い言葉&分かりにくい表現でしゃべるクセがあるというキャラ。例えば主人公のボッスンに名前を聞かれても「堕天使」と答え、落とし物を探してほしいという依頼も「堕ちた」の一言で済ませようとします。
ダンテの独特な表現センスは、ついクスッときてしまうものも多数。なんとか言葉を解読しようと四苦八苦するボッスンたちも必見です。さらにアニメ版ではダンテの声優をGACKTさんが務めているのも注目ポイントですよ。
第39話「壊れてしまった特別な…正月」
次に紹介する第39話「壊れてしまった特別な…正月」は、原作でも人気のゲーム回がもとになっているエピソード。同話では、ボッスンたちが“壊れてしまった特別な真理子”という怪しい名前のTVゲームをすることになります。
同ゲームは低年齢向け横スクロールアクションゲームにも関わらず、真理子が上司と大恋愛した末に心が壊れてしまうという大人な内容。ゲーム性もぶっ飛んでおり、例えばスタート時はなぜか真理子が空から降ってくる上に、羽ばたかないとそのままゲームオーバーになってしまいます。
さらに敵はなぜかエンカウント方式で突然コマンド選択制のバトルが始まるなど、視聴者の想像を超える仕様がどんどん明らかに。あまりにもツッコミどころ満載なゲームに、きっと笑いが止まらなくなるはずです。
第58話「ストップ!透明人間くん」
3つ目に取り上げる第58話「ストップ!透明人間くん」は、ボッスンが透明人間になるエピソード。透明人間といえば誰にも見つからずに好きなことができる夢のような存在ですが、「SKET DANCE」の場合はそう上手くはいきません。
ある日チュウさんの薬で透明人間になったボッスンは、完全に姿がばれないよう全裸状態で街へ出かけます。しかしヒメコを驚かすまでは順調だったものの、想定より早く薬の効果が消え始める事態に。
服がないまま徐々に透明から戻っていく体を、なんとか手持ちのアイテムなどで自然に見せようと奮闘するボッスンたちの発想力は必見。どんどんカオスな見た目ができあがっていくさまは、爆笑間違いなしですよ。
まとめ
以上、「SKET DANCE」の爆笑エピソードを3つ見てきました。今回紹介した以外にも、本作では思わず笑ってしまうギャグシーンが盛りだくさん。「ヤバス」が口癖のヤバ沢さんや漫画家志望でメタ発言も多い早乙女浪漫など、一度見たら忘れられない濃いキャラも多数登場します。
今見てもたっぷり笑えるアニメ「SKET DANCE」をぜひ見返してみてはいかがでしょうか?
(C)篠原健太/集英社・開盟学園生活支援部・テレビ東京