2月16日(木)20時50分より、グローバルボーイズグループを誕生させるオーディションプロジェクト「BOYS PLANET」の第3話がABEMAにて国内独占放送された。
【映像】伝説級ステージと話題のBLACKPINK「Kill This Love」
「BOYS PLANET」は、「I-LAND」「PRODUCE」シリーズなどで知られる韓国のエンタメ企業CJ ENMによる新たなオーディションプロジェクト。84の国と地域より参戦し、韓国からのKグループ、それ以外の国と地域のGグループとして2つに分かれ、デビューを目指しさまざまなミッションに挑んでいく。
豪華なシグナルソングのステージ、キリングパートはソン・ハンビンの手に
第3話はシグナルソングテストの続きからスタート。なかなかオールスターへ上がる練習生が出ない中、Kグループのソ・ウォンははつらつとしたダンスと愛嬌でマスターたちをノックアウト。クム・ジュンヒョン、ムン・ジョンヒョンは確かな成長を見せオールスターへ昇格し、イ・イェダムと佳汰はオールスターを維持した。
キム・ギュビン、チ・ユンソら最初のスターレベルテストで絶賛された「英雄; Kick It」チームの面々は未熟さが見え、次々にオールスターから3スターへダウン。同じく「英雄; Kick It」チームの注目株ハン・ユジンはテスト当日に体調を崩してしまい、視聴者コメント欄も「がんばれ!」「泣いちゃう」と応援の嵐に。残念ながら満足なステージとはならず、3スターへ降格した。
そしていよいよシグナルソング「Here I am」の収録当日。キリングパートを担当するのはKグループのソン・ハンビンに決定した。ヘアメイクをされランク順に豪華なステージに上がった練習生たちを、マスターは我が子のように見守り、興奮気味に応援する。ステージを終えたソン・ハンビンは「本当にぞくぞくしました。これからも1位の座を絶対に奪われたくありません」と感慨深げに語った。
グループバトルの詳細発表、ミッション曲はヒット曲ぞろい
体育館に集められた練習生たちのもとへ、次なるミッションの発表をすべく、スターマスターのファン・ミンヒョンが現れる。それぞれ指定された数字の位置に立たされた練習生たちだが、その数字が意味するのはYouTubeで公開されたシグナルソングのチッケム(個人カメラ)再生数の順位だった。各グループの1位から9位までの練習生は順位が明かされておらず、その場で発表が行われていく。Kグループは9位がイ・ドンヨル、8位がオ・ソンミン、7位がチャ・ウンギ、6位がハン・ユジン、5位がイ・スンファン、4位がイ・ダウル、3位がソン・ハンビン、2位がキム・ジウン、1位がPENTAGONのフイことイ・フェテク。Gグループは9位がソク・マシュー、8位がリッキー、7位がジャン・ハオ、6位がジェイ、5位がコン、4位が大翔、3位が佳汰、2位がアントニー、1位がダン・ホン・ハイ。
そして次のミッションが、KグループとGグループのグループバトルであることが告げられる。各グループ別に7チームに分かれ、同じ曲ごとにKとGが対決。スタークリエイターの現場投票によって勝敗が決する。また一番多い票を獲得したチームの全員にベネフィットとして10万点が与えられ、さらに各グループ7チームの点数を合算してより高いグループの練習生全員が追加で1万点を得られること、全ステージ終了後に行われる「もう1度見たいチーム」への投票で1位のチームが音楽番組「M COUNTDOWN」に出演できることも発表された。
ミッション曲はBTS「Danger」、Stray Kids「Back Door」、SEVENTEEN「VERY NICE」、NCT DREAM「Hot Sauce」、EXO「LOVE ME RIGHT」、BLACKPINK「Kill This Love」、Wanna One「Burn It Up」の7曲。各グループ上位のメンバーが、チームメンバーを優先して選択できる。なおグループバトル終了後に行われる順位発表式では、上位52人のみが生存し、残りは脱落となる。
緊張のグループ分け!イ・フェテクは最強チームを結成「アベンジャーズだ」
最初にメンバーを選択する資格を得たKグループのイ・フェテクは、まずソン・ハンビンを指名。練習生たちから「強すぎる(組み合わせだ)」と苦笑いが漏れると、続いてイ・イェダム、イ・ジョンヒョン、オ・ソンミン、ハン・ソビン、キム・ギュビンも招かれ、パートのバランスの良いチームが結成された。そしてGグループのダン・ホン・ハイはアントニー、ジェイ、ウームーティ、晴翔、暖琉、ウィニーを指名。Kグループに負けず劣らず強力チームとなり、フェテクにも「対決したくない」と言わしめた。
Gグループの佳汰はソク・マシュー、ワン・ツーハオ、ジャン・ハオ、チェン・クァンルイ、ミンと6人組のチームを結成すると意思表明。これは人数の都合上、自動的にBLACKPINK「Kill This Love」を担当するという選択になり、唯一のガールズグループの楽曲に率先して挑む決断に練習生たちから驚きの声が漏れた。
オールスターだがなかなか選ばれないパク・ゴヌクはイ・ファニによってホン・ゴニ、ハン・ユソプ、チャン・ヨジュンと共に招き入れられ、「Kill This Love」に挑戦することに。実はこれは直前にゴヌクがファニに耳打ちしていたことによる選択で、視聴者も「すごい説得したんだね」「どんだけやりたかったんだ笑」「ゴヌクかわいいなあ」と沸いていた。
残りの12チームも、上位チームから順に曲を選択。「LOVE ME RIGHT」はくしくもイ・フェテクとダン・ホン・ハイというそれぞれ1位のチーム同士が対決することになり、Gグループは「頭の中が真っ白」と戦々恐々。こうして全チームの担当曲が決まった。
波乱のパート振り分け、Gグループは言葉の壁でチームワークに苦戦
グループごとに分かれ、パート決めを進めていく練習生たち。Gグループの「Kill This Love」チームではキリングパートを全員が狙うが、投票によって佳汰が担当することが和やかに決定。キリングパートもメインボーカルも逃したマシューは残念そうな表情を浮かべていた。Gグループは「VERY NICE」「Back Door」チームともに言葉の壁もあり意見が分かれ、うまくチームワークが取れない。また「Danger」のGグループ、「Burn It Up」のKグループは下位のメンバーで形成されたチームということもあり、不安げな表情が多く見られた。
Kグループの「LOVE ME RIGHT」チームはキリングパートを決める際、ソン・ハンビンが「他のメンバーにもチャンスが行きわたってほしい」と謙虚な姿勢を見せる。結果イ・イェダムがキリングパートを努めることに決まった。
各自で練習の日々を重ね、ついにグループバトル本番。スタークリエイターは各々推しの練習生のスローガンを手に会場を埋め尽くし、ステージに入場してきた練習生たちを迎え入れる。ファン・ミンヒョンがMCとして登場すると、大きな歓声が起こった。
ついにグループバトル開幕!SEVENTEEN“アジュナイス”対決ではGグループ善戦も高音に苦戦
最初の対決は「VERY NICE」。SEVENTEENのエネルギッシュなナンバーをそれぞれどのように表現するのか。レッスンでは、原曲の振付を務めたチェ・ヨンジュンマスターが指導。Gグループは「ダンスができないという段階を超えて恥ずかしい。僕が振付を間違えたようだ」と辛辣なコメントを与えられてしまい、メンバーを選んだ大翔も苦い表情に。練習でもなかなか集中できず、チームワークをうまく築けないメンバーたちだったが、コミュニケーションを重ねて前進。本番ではボーカルが残念だった場面もありながら、パワフルで弾けるようなステージで観客を沸かせた。
「VERY NICE」のKグループもレッスンでは稚拙さが目立ち、チョン・ミンギュのボーカルにヨンジュンは失笑。パート分けの見直しをアドバイスされ、イ・ジョンヒョンは悩むが、話し合いの末にそのまま高音のパートを担当することになった。本番でジョンヒョンは声が裏返る悔しい失敗をしてしまうも、チーム全体としてはレベルの高いステージを見せ、ユ・スンオンが渾身のハイトーンを響かせて大喝采を浴びた。スタークリエイターの投票では、メインボーカルの票数が248対30と圧倒的な差がついたほか、全体としてもKグループが勝利を収めた。
佳汰率いるGグループの伝説刻んだBLACKPINKステージ「もうベテランの域」
続いてはBLACKPINKの楽曲「Kill This Love」の対決。Gグループは最初のレッスンから、ボーカルマスターに実力を認められていた。イ・ミンはパートの少なさに落ち込んでいたが、リーダーのジャン・ハオが優しくサポートし、本番前のリハーサルではマスターに賞賛されるほど存在感を発揮できるように。本番では6人全員がボーカル、ダンスのいずれでも圧倒的な実力を見せ、ゾクゾクとさせるような表情の演技でも観客を魅了。終盤では顔に赤い絵の具を塗りつけるような妖艶な演出で大歓声を起こす。配信のコメント欄も「伝説になりそう」「これはやばい」「もうデビューしてるやん」「この人選したケイタすごいね」と絶賛の声で埋め尽くされ、マスターたちも「何もかける言葉がない」「佳汰はもうベテランの域」とため息を漏らした。
続く「Kill This Love」Kチームは、ファニが自分の実力に不安な気持ちを抱えていた。練習期間中に体調も崩し、喉を痛めていたファニ。しかし果敢にアドリブも盛り込み、「僕はお兄さんだから、みんなに心配をかけたくない」と意気込む。本番ではGグループに負けず劣らずパワフルなステージを展開し、マスターのLIP Jは「ゴヌクはパワーがすごい。ステージが壊れるかと思った」と称えた。結果はGグループの勝利。メンバーは抱き合って喜びを噛み締めた。
ジェイが圧倒的歌唱力で“アベンジャーズ”チームを焦らせたEXO対決
第3話の最後はEXO「LOVE ME RIGHT」対決。G、Kいずれのグループも1位のメンバーが所属している強力チームだ。レッスンではGグループがそれぞれ実力の高さを見せ、Kグループはフェテク、ハンビンなど上位のメンバーが揃っているにもかかわらず「チームとしてではなく自分をよく見せようとしている」とボーカルマスターのイム・ハンビョルに首を傾げられてしまう。Gグループの晴翔はゲストのラップマスターとして参加したLil Boiに、「ラップがプロみたい」と賛辞を受けた。
本番でもGグループは安定したステージを披露。メインボーカルのジェイは終始素晴らしい歌唱力で魅せ、それをフェテク率いるKグループは険しい顔で見守る。Gグループは観客とハンドクラップで一体になり、客席を興奮に誘い続けた。またコメント欄も視聴者からの「ジェイ最高」「ジェイえぐうう」の声で埋め尽くされていた。
押され気味のKグループは、果たして反撃できるのか?気になる結果が明らかになる次回第4話は、2月23日20時50分よりABEMAにて独占放送される。
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