2月26日より順次放送中のアニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」TVエディション第3話。カーラ・ミッチャム(CV:大原さやか)が仲間を失い絶叫するシーンが、“辛すぎる”と視聴者に衝撃を与えた。
アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」TVエディションは、「ビッグコミックスペリオール」にて連載中の太田垣康男氏による大ヒットコミックスをもとにしたOVA作品のテレビ放送版。ガンダムシリーズの原点となる“宇宙世紀”を舞台に、“サンダーボルト宙域”をめぐる地球連邦軍とジオン公国軍の戦いが描かれる。
前回放送の第2話で、ジオン公国軍が実験機であるサイコ・ザクの投入を決めた。しかしサイコ・ザクが最大のパワーを発揮するためには、機体にパイロットの四肢の神経を繋げる必要がある。義足のパイロットであるダリル・ローレンツ(CV:木村良平)に白羽の矢が立ち、彼は唯一残った右腕も切断することになった。四肢を失くしたダリルは、サイコ・ザクに搭乗すると涙を浮かべながら「俺の失った手足より自由だ!」と言った。痛々しさが感じられるセリフに、視聴者からは「ただただ切ない」「作中一狂ってる台詞だよ」といった声が相次いだ。
今回放送の第3話「花」では、フルアーマー・ガンダムとサイコ・ザクが死闘を繰り広げる一方で、艦内でも地球連邦軍とジオン公国軍が対峙した。カーラはジオン公国軍の科学者で、義手や義足の研究を行っている。彼女も戦いに巻き込まれ、天井から貫通してきたビームサーベルがすぐ近くを通った。カーラ自身はなんとか無事だったが、ビームサーベルの熱により仲間たちが蒸発するところを目の当たりにしてしまった。
あまりのショックに目を見開き、大量の涙を浮かべながら絶叫するカーラの姿に、視聴者からは「カーラの慟哭はほんとにエグかった」「発狂してる描写が辛い……」「カーラそりゃ壊れるわ」など同情する声が多く寄せられた。
第3話「花」
【あらすじ】
コロニー残骸内で死闘を繰り広げるフルアーマー・ガンダムとサイコ・ザク。相打ちになったかに見えたが、勝利したのはダリルだった。ジオン軍の捕虜となったイオだが、不屈の闘志で脱出を果たす。そして一年戦争が終結して七ヶ月後。サイコ・ザクを失ったダリルは地球に降り、連邦内部の軍閥である南洋同盟を探る諜報任務に就いていた。一方、イオは試作モビルスーツ、アトラスガンダムのパイロットに抜擢されて地球に向かう。
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