タレントの坂上忍がゲスト出演した2月18日のABEMANewsBAR橋下』で、去年までMCを務めていたフジテレビの番組に河村たかし・名古屋市長から直接電話がかかってきたエピソードを紹介、それを「圧力と感じた」などと話したことについて、河村市長が「圧力ではなく正式な抗議だった」と反論した。

 番組では坂上が、河村市長から『バイキングMORE』のチーフプロデューサー宛に直接電話がかかってきたと明かし、「『なんちゅう放送の仕方してるんだ、もうやめろ』って。要するに圧力じゃん、それは」などと話していた。

 これに対し河村市長は、番組のプロデューサーに直接電話をかけたことは認めたうえで、当時、問題になっていた愛知県の大村知事リコール署名偽造事件に関連し、「番組で自分(河村市長)が事件にかかわっていたかのように伝えられた。犯罪に加担したかのような報道だったので、正式な抗議をしただけだ。圧力をかけたわけではない。電話をしただけで“圧力”と言われ、憤りを感じる。『もうやめろ』などと言った記憶もない」と主張した。