「顔はカトパン・体はパンパン」のあいさつで知られるお笑いコンビ「駆け抜けて軽トラ」の餅田コシヒカリ(28)。涙ながらにウィッグを付ける理由を明かした。
これまでにも自身のチャンネルでいろいろなウィッグを紹介してきたが、使う理由までは公表していなかった。そして3日「【告白】餅田コシヒカリがウィッグをつける理由」と題した動画を投稿。「実は、脱毛症でして、円形脱毛症の中の蛇行型の脱毛症です」と告白。2019年12月ごろに発症し、およそ3年間治療を続けている状態であると報告。
公表していなかった理由は「皆さんの前に出る仕事をしているからこそ、余計な心配をかけたくなかった。すごくプライバシーな話。髪の毛が全部抜けるっていうのは、年頃の女子なので、すごくつらいことで、目を向けたくなかった。臆測や偏見の目で見られるのも怖かった」と語った。
公表を決意したきっかけは、母親が抗がん剤治療を受けている人からのDM。髪が抜け落ちつらい思いをしていた母親に、餅田がYouTubeで紹介していたウィッグをプレゼントしたところ、喜んでくれたという。餅田は涙ながらに「私が紹介したウィッグによって、救われた人がいるという感謝も伝えたかったし、どうしてウィッグ生活するようになったかもお話したいなと思うようになった。同じつらい思いをしている子もたくさんいると思うので、そういう方の支え、光になれたらいいなと思ってお話しました」と説明した。
この投稿に、ファンからは「勇気を出して言ってくれてありがとう。コシヒカリちゃんの前向きな考え方、本当に尊敬します」「餅田さんと同じタイミングで泣いてしまい最後まで号泣しながらみました」「私も脱毛症です。この話で救われる方が増えますように」などの声が寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)