日本に唯一とされる職人さんが手掛ける和紙の手作業。その繊細な工程、そして仕上がった和紙の美しさがネット上で反響を呼び「守られてほしい」など感動の輪が広がっている。
手回しの機械を通して出てきたのは、薄く透き通った和紙。これは和紙にロウをしみ込ませる“ロウ引き”と呼ばれる作業。一枚一枚、じつに丁寧な手作業で行われている。
動画を投稿したのは岐阜県美濃市にある和紙専門店「Washi-nary」。SNSアカウントで美しい和紙の魅力を発信している。昔の印刷技術「ガリ版」で使う特殊な和紙を依頼し、作ってもらったときの様子だ。こうした和紙へのロウ引きを行っているのは、現在日本でもここだけと言われており、貴重な手作業の貴重な光景なのだとか。
この投稿動画はネット上で20万回以上再生され「ロウをつけても紙自体のしなやかさ・柔らかさがそのまま残されるのがすごい」「守られてほしいです。素敵な工程を拝見できました」など感動の輪が広がっている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)



