「初めて僕の人生で夢が現実になった」「一緒に進もう」親友ペアが1位&2位に!2人の軌跡に感動の声相次ぐ、初のTOP9発表で練習生たちが語ったメッセージ『BOYS PLANET』#5レポート
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 3月2日(木)20時55分より、グローバルボーイズグループを誕生させるオーディションプロジェクト「BOYS PLANET」の第5話がABEMAにて国内独占放送された。第5話では第1回生存者発表式が行われ、運命の分かれ目となった。

【映像】脱落者との別れに号泣「お兄さんたちに会えなくなるのが悲しい」

 「BOYS PLANET」は、「I-LAND」「PRODUCE」シリーズなどで知られる韓国のエンタメ企業CJ ENMによるオーディションプロジェクト。84の国と地域より参戦し、韓国からのKグループ、それ以外の国と地域のGグループとして2つに分かれ、デビューを目指しさまざまなミッションに挑んでいる。

 ハートのポーズやアクロバットを決めたり、一発ギャグをしたり、個性たっぷりに発表式の会場へ登場してきた練習生たち。緊張気味に式の開始を待っていると、そこへスターマスターでありこの日のMCを務めるヨ・ジングが現れた。第1回グローバル投票は20日間にわたって行われ、世界176地域から5243万4522票が寄せられたという。生存者は100%スタークリエイターの投票によって決まり、上位52人が生存する。またデビュー組9人のうち最後に1位になった者には、デビュータイトル曲のキリングパートが与えられ、デビュー作にソロ曲が収録されることも告知された。

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 グループバトルの結果をもとに、唯一Gグループで勝利した「Kill This Love」チーム以外のKグループには10万点のベネフィットが与えられている。さらに全体としてKグループがGグループに勝利したことで、Kグループ全員に1万点を加算。順位発表はグループバトルの対戦カードごとに前に出て、2つのチームの中でTOP9を除く生存者が、高い順位から発表されるという形式で行われていった。つまり名前が呼ばれなかった者はTOP9と脱落、両方の可能性があるということだ。

生存するも涙を流す拓斗(TAKUTO)「お兄さんたちに会えなくなるのが悲しい」

 不安に押しつぶされそうな表情を浮かべる練習生たち。最初は「Danger」チームのメンバーから発表が行われていく。この対決では勝利したKグループの7人全員が、11万点のベネフィットを受け取っている。最初の生存者は、13位にランクインしたイ・ダウル。これまで9位を維持していたダウルは4ランクダウンとなったが、「こんな順位をもらっていいのかわからないですが、私を信じて待っていただけるなら、もっと素敵な姿をお見せしたいです」と感謝を伝えた。続いて15位は拓斗(TAKUTO)、20位はイ・スンファン、30位はイム・ジュンソの手に。グループバトルでリーダーを務めたスンファンは「もっとうまくリードすることができればもっと多くのみんながここに残ることができたのに、とてもすまない気持ちです。ここが終わりの場所ではないと言うことで、また皆さんに会いたいです」と悔しさを抱きながらコメント。拓斗(TAKUTO)は「脱落せず嬉しいですが、お兄さんたちに会えなくなると思うと悲しい」と喜びと悲しさの両方から涙を流していたが、最後は気丈にお決まりの「トヨナガタクト!トヨナガタクト!」の挨拶で盛り上げてみせた。

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 続いて発表が行われるのは「VERY NICE」の2チーム。まず17位にユ・スンオンの名が呼ばれ、18位にはソ・ウォン、21位に大翔(HIROTO)、23位にムン・ジョンヒョン、25位にチャ・ウンギ、27位にチョン・ミンギュ、32位にマー・ジンシャン、35位にコン、40位にイ・ドンヨルが輝いた。大翔(HIROTO)は前回から6ランクダウンしたものの、「前に進む力をくださって、本当にありがとうございます」とスタークリエイターに感謝。ムードメーカーのソ・ウォンはチャ・ウンギとともにNewJeans「Hype Boy」のダンスを披露して場を沸かせ、感謝と共に「僕以外にも素敵な練習生がたくさんいるんです。どうかたくさんの関心と愛をお願いいたします」と思いを伝えた。またチョン・ミンギュはスターレベルテストで同じ曲「My House」を披露し、ファンからそろって「赤い家」「青い家」の愛称で親しまれているパク・ドハへ「後で必ず、高い場所に上がって『My House』のデュエットをやりたいです」と激励のメッセージを贈った。多くの生存者を残した「VERY NICE」。残りの生存者の席数は27となった。

一歩も譲らぬダンスバトル、練習生たちは興奮の渦に

 ここで小休止として、ダンスバトル「プラネットボーイファイター」の様子が流される。Gグループはダンスマスターのペク・クヨン、Kグループはチェ・ヨンジュンがリーダーを務め、最後にLIP Jマスターが勝者を決定する。勝者にはベネフィットとして豪華なケータリング料理が用意された。1ラウンドの出場者として指名されたのは、Kグループはイ・イェダム、Gグループはワン・ツーハオ。一歩も譲らぬハイレベルのフリースタイルダンスが繰り広げられ、練習生たちからは歓声が止まない。ワン・ツーハオが見事勝利を収めた。

 続いてはKグループのチャ・ウンギ、Gグループの佳汰(KEITA)が対決。ウンギは女性のようなしなやかな踊りで度肝を抜き、佳汰(KEITA)も負けじと相手を挑発するも、ウンギが勝利。3ラウンドはチェン・クァンルイが驚きの柔らかさと跳躍力でキム・ミンソンを下し、4ラウンドは圧倒的な実力を持つ暖琉と、なぜかダンスが得意ではないチョン・ミンギュが対戦。ミンギュは個性的なダンスで爆笑の渦を起こした。最後のバトルはマスター2人を含む3対3で実施。10分以内に振付を即興で作って戦うというルールで、Gグループはワン・ツーハオ、晴翔、Kグループはパク・ゴヌク、ハン・ユジンが選抜された。両グループとも10分で完成させたとは思えないハイレベルなダンスを見せたが、Kグループが勝利をつかんだ。またバトル中に最年少ユジンがLIP Jに「ヌナ、サランヘヨ」(お姉さん、愛してます)と笑顔で伝えるシーンもあり、視聴者からは「破壊力ありすぎる」「これは反則」「母性本能くすぐられまくり」などコメントが盛り上がった。

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会場が絶句、なんと生存者ゼロのチームが…ベネフィットで生存した51位の練習生も

 舞台は生存者発表式へ戻り、上位のメンバーが多数在籍している「LOVE ME RIGHT」の2チームが前へ招かれる。16位で呼ばれた晴翔(HARUTO)は頭が床につきそうなくらい深くお辞儀し、隣の順位に座った拓斗と手を取り合って喜びを分かち合った。続いて19位にアントニー、33位にダン・ホン・ハイ、34位にオ・ソンミン、39位にイ・ジョンヒョン、42位にイ・イェダム、43位にウームーティがランクインした。

 下位のメンバーが多い「Burn It Up」の2チームの対戦は、MCのヨ・ジングによれば、KチームとGチームの点差が一番低かったという。生存者は、なんとこの2チームからは1人も発表されないという結果に。場内に重いムードが立ち込める。

 「Hot Sauce」のKチームは全14チームの中でグループとして一番高い点を獲得。22位にパク・ハンビン、24位にパク・ドハ、28位にオリー、44位にパク・ジフ、48位にイ・ドンゴン、49位にパク・ヒョンビン、50位にツァイ・ジンシン、51位にチェ・ウジンが入った。パク・ハンビンは「『Hot Sauce』はKもGも最も情熱的に練習していたと思うし、みんな素敵でした。本当によくついてきてくれてありがたかったです」とメンバーに感謝。パク・ヒョンビンはベネフィットを獲得していなければ53位だったことが紹介され、改めてベネフィットの大きさを感じさせる。「Hot Sauce」Kチームは6人全員が生存した。

ジョンウが29ランクアップの大躍進!発表はついにTOP9へ

 ドッキリ企画のようなオフショット映像が流れ和やかなムードになったあとは、「Back Door」の2チームが前に招かれる。残るは12席。まず12位でリッキー、14位でクム・ジュンヒョンの名が呼ばれた。ジュンヒョンは17ランクもアップして喜びのあまり床に倒れ込み、コメントを述べる際には「ジュンヒョンは5歳!」とオリジナルの愛嬌をハイテンションに披露。続いて31位にナ・カムデン、36位にジャン・シュアイボー、37位にはクリスティアンがつけた。ベネフィットなしに高い順位に入ったリッキーは、スタークリエイターに「皆さんがいてくださるおかげでつらくても頑張れました」と深い感謝を告げた。グループバトルでチームがうまくまとまらず、自身の語気の強い発言がオンエアされていたクリスティアンは「こんにちは、悪いクリスティアンです」と複雑な感情を込めつつ口を開くも、「僕も楽しさと愛を皆さんに届けていきたいです。これからも新しいクリスティアンに期待していてください」と真摯に伝えた。

 TOP9の候補11人と52位を除き、残る座席数は7席。グループバトルで素晴らしいステージを見せたユン・ジョンウがなかなか呼ばれず、視聴者コメント欄も彼の名前を待望する声で埋まっていくなか、38位でついに彼が呼ばれると、歓喜の声が多く起こった。彼は29位も順位を上げるという大躍進。そして41位にはブライアン、45位にチェン・ジェンユー、47位にチ・ユンソがランクインした。

 最後に順位発表が行われるのは「Kill This Love」チーム。唯一GグループがKグループに勝利し、ベネフィットを獲得している。26位にランクインしたのはチェン・クァンルイ。そして29位にワン・ツーハオ、46位にイ・ファニが入った。残すは上位11位までと52位の発表のみ。ここまででKグループ22人、Gグループ18人が残っている。9位の候補として画面に映し出されたのは、パク・ゴヌク、ジェイ(JAY)、キム・テレ。11位につけたキム・テレは、「9位の候補になっただけでも、スタークリエイターの皆さんの力を感じます。ワンフレーズ歌ってみたいと思います」と前置きして美声を披露、「僕の手をしっかりと握って放さなかったスタークリエイターの皆さん、心から愛しています」と心を込めて伝えた。そして9位はジェイ(JAY)の手に。グループバトルで圧倒的な歌唱力を見せたジェイ(JAY)は、「大きな贈り物を与えてくださって、本当にありがとうございます。TOP9の座を守り抜けるように最善を尽くします」とまっすぐな瞳でコメントする。10位のパク・ゴヌクは「TOP9の候補に上がれただけでも本当に満足していますが、今はそうでも、このあとベッドに入った時にはきっと満足できないと思うんです。今後はTOP9を目標に努力するパク・ゴヌクになります」と貪欲な姿勢を見せた。

 8位は佳汰(KEITA)。6ランクアップし、「これからのステージでもベストを尽くして恩返ししていきたいです。一生懸命頑張ります」と笑顔で話す。7位はイ・フェテク(PENTAGON・フイ)。「これからもっと素敵な姿をお見せして、僕にできる、そして僕が上がれる、最大限の姿をお見せしたいと思います」と宣言した。6位に入ったキム・ギュビンは「93人の練習生の中で6位にしてくださったスタークリエイターの皆さんに感謝を伝えたいです」と甘いマスクで語り、周囲も顔をほころばせる。5位はアメリカ、イギリス、カナダ、ブラジル、韓国で高い支持を受けたジャン・ハオ。「僕は皆さんの誇りに必ずなりたいと思います。『BOYS PLANET』で、夢がある人たちはすごいということを証明したいです」と堂々とした視線で語った。4位はハン・ユジン。3位からランクダウンしたものの「僕はまだまだ実力が不足していますが、温かく見守ってくださって、本当に感謝しています」と述べ、「Back Door」チームとYUE HUAの面々にも感謝を告げた。

マシューが快進撃!親友ハンビンとのツートップに「エモい」「この2人は絶対一緒」「このケミ最高」「泣いちゃう」

 トップ3の発表を残し、1位候補として呼ばれたのはソク・マシュー、ソン・ハンビン、キム・ジウン。3人は手を取り合って発表の時を待つ。3位にキム・ジウンが呼ばれると、練習生たちも視聴者も、5位からのマシューの大躍進に驚きを隠せない。ジウンは「ここに満足せず、黙々と前に進んでいきたいです」と語った。1、2位にかつて練習生として一緒に切磋琢磨したソク・マシュー、ソン・ハンビンの親友コンビが並ぶと、「2人とも最高」「もう泣きそう」「エモい」と視聴者の興奮は最高潮に。マシューは「こんな状況は全く想像もできませんでした。『BOYS PLANET』の予告編を見て、『1回出てみる?』とハンビンと話したんですが、当時は笑ったんですね。本当にできるかな?って。でも本当にここに一緒に立っていて、初めて僕の人生で夢が現実になった気がします。胸がいっぱいです」と込み上げる思いを言葉にして感動を誘う。ハンビンは「僕はいつも、マシューと一緒に『BOYS PLANET』を計画していた時から、必ず夢を見て、一緒に進もうと励まし合いました。その誓いが間違ってないということを、今横にいるマシューを見て改めて感じたので、胸に刻みたいと思います。ありがとうございます」と、2人の深い友情を感じさせた。

 手を繋いで発表を待つマシューとハンビン。誰もが息を呑んで結果を待つなか、1位に輝いたのはハンビン。マシューは即座に笑顔で彼を祝福し、2人はハグを交わしてお互いを讃えあった。ハンビンは韓国、日本、中国、カナダ、スペインなど約90数カ国で投票1位を記録。圧倒的な強さを見せつけた。ハンビンは「1位という座が絶対的なものだとは思っていませんので、これからもっと努力していきたいですし、たくさん期待していただけたら嬉しいです」とスピーチ。マシューは「本当に幸せです、これが本当に現実なのかもわからないくらいです」と浮き足だった様子で喜びを語った。これをもって、初めてのTOP9が誕生した。

 残すは最後の生存者となる52位。候補として発表されたのはシュエン・ハオ、由暉(YUKI)、チョン・イチャンの3名だ。54位はシュエン・ハオ、53位は由暉(YUKI)となり、52位のチョン・イチャンのみが生存した。ベネフィットの効果で52位に入ったイチャンは「最後のステージを終えて自分でも満足できず、メンバーたちにもすまない気持ちでした。ここに立ってもいいかわかりませんが、僕は生き残った意味を証明したいと思います」と震えながらコメント。一歩及ばなかった由暉(YUKI)は肩を落として涙を流した。そして脱落した41人の練習生との別れのときが訪れ、練習生たちは抱き合ってお互いをねぎらった。

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 放送後には2回目のグローバル投票がスタート。これまでと同じくMnet Plusアプリから1日1回、グループを問わず6人に投票することができる。前回同様、集計時には韓国国内の視聴者からの投票が50%、その他の国の視聴者からの投票を50%として計算される。投票期間は3月17日10時まで。

 3月9日(木)20時50分よりABEMAで独占放送される次回第6話では、2つのポジションを担当する「デュアルポジションバトル」がスタートする。

#5:【第1回生存者発表式】初めての別れに涙
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