旅の最終日、シンイチロウ(24歳/沖縄そば店店長)が、一時的に“お試し破局”をしていた彼女のサニー(22歳/ヘアメイク)に、復縁を懇願。涙ながらに思いの丈をぶつけたシンイチロウだったが、サニーが彼に告げたのは、MC陣の予想を裏切る決断だった。
ABEMAオリジナル恋愛番組『隣の恋は青く見える4』#8が、3月11日(土)夜10時より放送された。
「終止符を打とうかなと」サニーの決断は「破局」
シンイチロウとサニーの交際歴は、出演カップルの中で最長の2年2ヶ月。シンイチロウは沖縄、サニーは東京で遠距離恋愛をしてきた。しかし、今後も遠距離恋愛を続けるのは現実的ではない。どちらかが移住しなければならないという大きな問題を抱え、この旅に参加したのだった。4日目の夜、シンイチロウが“恋の天秤”(片方の皿には元恋人、もう片方の皿にはその他の異性からの重りが置かれ、自分に向けられている気持ちが一目でわかる)を見ると、重りは1個もなく、他の女子どころか、元カノ・サニーからも置かれずショックを受けるシーンがあった。
最終日前日の復縁デートで、シンイチロウはサニーに、自分が東京に行く選択肢は無いことを宣言。その上で、サニーに沖縄に来てもらうタイミングや、会う頻度などについて、具体的な提案をし、最終日を迎えた。
シンイチロウはサニーのもとへ向かうと、初めに「昨日デートして、実はキュンキュンしている場面もあった」と回想。続けて「一番思ったのは…」と口にすると、大きく息を吐いた。「うわー、離れるのきつい、みたいな。これからデートできなくなるの、辛いわって、素直に思って」。シンイチロウの目からこぼれ落ちる涙が、サニーと離れ難いと思う気持ちの強さを、物語っていた。「付き合いたいです」と改めて交際を申し込み、真剣な表情でサニーを見つめたシンイチロウ。しかし、サニーと復縁したいというシンイチロウの願いは、叶わなかった。
「たくさん辛い想いもしたし、今まで一緒にいた時間とか、今までシンイチロウに注いだ愛情に固執してしまっているのかなって。今までの自分たちの関係性とか思い出を、美化してしまっているんじゃないかなと思って。何度も何度も別れたり付き合ったり、繰り返して」。サニーは涙で声を震わせながら、ダラダラと付き合い続けてしまった原因を、そう分析。そして、覚悟の表情を浮かべ「同じこと繰り返していても、お互い成長しないし、終止符を打とうかなと」とキッパリ言ったのだった。破局というサニーの決断に、スタジオのMC陣は「えー!!!」と絶叫。ROLANDも「そっち!?切ねえ!マジで!?」と驚きを隠せない様子だった。なお、その後行われたインタビューでサニーは「沖縄に移住するって、現実的ではないなとずっと思っていた」とコメントしており、やはり移住問題が決断の決め手となったようだ。
サニーから告げられた、辛い別れ。しかしシンイチロウは、サニーが悩んだ末に出した答えを、満面の笑みで受け入れ、最大限の感謝を伝えた。「もし別れるって結果になったときも、これだけは伝えようと思っていたことがあって。本気で大好きでした!」「そしてマジで、ありがとう。心から感謝しています。応援できるぐらい、人として好きです。本当にありがとうございました」。そう言うと、シンイチロウは深々と礼をした。
そして2人は、何度もハグを交わした。「マジでありがとう」「マジで大好きでした」と繰り返すシンイチロウ。サニーも「頑張ってね!」とシンイチロウの手を握り、エールを送った。最後はシンイチロウもサニーも、泣き笑いの表情。「またね」「ありがとう」「バイバイ」と言葉をかけ合い、2年2ヶ月の交際に潔くピリオドを打ったのだった。
『隣の恋は青く見える』とは
『隣の恋は青く見える』シリーズは、パートナーへの不安や悩みを抱えるカップルたちが、お互いの合意のもと一時的に“お試し破局”をし、“恋人公認の浮気”が許される状態で1週間の共同生活を行う、ABEMAオリジナルの恋愛番組。シリーズ4作目となる『隣の恋は青く見える4』では、8組のカップルがベトナムへ旅立ち、最終日に、別れ、復縁、新しい恋のいずれかを決断する。スタジオでMCを務めるのは、マヂカルラブリー・村上、岡田結実、ROLANDの3人。