旅の最終日、リカ(21歳/焼肉店店員)の前には、彼氏のカイト(20歳/飲食店勤務)と浮気相手のゆうた(21歳/大学生)、2人の男性が現れた。彼らが望むのは、リカとの交際。シリーズ史上、最もモテたと言っても過言ではないほど、男たちのハートをがっちり掴んだリカが、最後に出した答えとは…。
ABEMAオリジナル恋愛番組『隣の恋は青く見える4』#8が、3月11日(土)夜10時より放送された。
リカ「カイトのことは好きじゃない」束縛強め彼氏をバッサリ
今回の旅で最もモテた女性は誰かと言えば、それは間違いなくリカだろう。旅の前半戦では、ゆうたに加え、シンイチロウもリカにアプローチを展開。“お試し破局”をしていたカイトも、浮気相手に心がなびくことはなく、リカへの想いを募らせてきた。最後の“恋の天秤”では、ゆうた、カイト共に、4個すべての重りをリカに置き、両者一歩も譲らない展開に。こうして迎えた最終日。告白を待つリカは、「ふう」と大きく息を吐き、かなり緊張している様子。そして、自分のところへ向かって歩いてくる、ゆうたとカイトの姿を見ると、思わず「マジか…」とつぶやいた。
初めにカイトが、リカに想いを伝えた。この旅に参加する以前から、束縛してしまうほど、リカを溺愛してきたカイト。前日の“復縁デート”でも、思いの丈を綴った手紙を涙ながらに朗読していたが、この時も「俺はリカのことが好き」とストレートに吐露。さらに、変わる努力をしてきたことを伝えるためにも、もっと時間がほしいと懇願し、最後は「これからも、リカとずっと一緒にいたいって思っています」と締めくくった。
しかし、そのカイトの熱い想いは、リカに届かなかった。リカは、カイトが別の女性と裸でマッサージを受ける写真を見た時の心境を「めちゃめちゃ過激で、びっくりした」と回想。そして、後に冷静になって考えた結果、その時の感情の正体は嫉妬ではないことに、気づいたのだという。リカは「こんな中途半端な気持ちで、もう一回付き合いたいと思わないし、カイトのことは好きじゃないんだなって、気づきました」とはっきり告げた。カイトは、リカが出した答えが「破局」だとわかった瞬間、悔しそうに唇を噛み締め、やがて呆然とした表情に。失恋の胸の痛みに襲われる中、今度はゆうたの告白を聞くという、辛すぎる状況に追い込まれた。
リカ&ゆうた、カップル成立!カイトは号泣しながら立ち去り…
一方のゆうたは、神妙な面持ちでうつむき、カイトとリカの会話に耳を傾けていたが、自分の順番が回ってくると、リカの方へ体を向け、「この7日間、リカがいてくれて俺は嬉しかったし、リカがいたから、こんなに楽しいって思えた」と、リカと過ごしたベトナムでの日々を回想。続けて「俺は今、率直にリカのことが好きだなって思ってる」とストレートに想いを伝え、「一週間っていう短い期間だから、俺もリカのこと全部知ってるわけじゃないし、リカも気持ちの整理ついていないと思うけど、俺はもっともっと、リカといい関係になりたいと思ってる」と願いを込めた。
このゆうたの告白に、リカは「ゆうたのことが今100%好きかって言ったら、まだそこまでは達していないかもしれないから、今すぐ付き合うとかはあんまり考えられない」と慎重な姿勢を示しつつ、「ゆうたのことをもっと知りたいって思うから、一緒に日本に帰って、仲良くなりたいなと思っています」と前向きに返答。カイトに別れを告げ、ゆうたと新たな恋に進むことを、リカは選んだのだ。
その時カイトは、顔を両手で覆って号泣。何も言葉を発することなく、足早にその場を立ち去った。直後のインタビューでは「大好きだったっす。幸せになってくれればいいですけどね」と吐き捨てるように言い、気持ちの整理がついていない様子だったが、時間が経つことで辛い別れは過去のものとなり、その後は未練を断ち切ることができたようだ。「リカが決めたことだったら応援するのが、リカにとって一番いいのかなと思うので。もうリカのことも吹っ切れましたし、今は仕事に集中したい。恋愛とかじゃなくて、頑張れたらいいなと思っています」と、清々しい表情で語っていた。
『隣の恋は青く見える』とは
『隣の恋は青く見える』シリーズは、パートナーへの不安や悩みを抱えるカップルたちが、お互いの合意のもと一時的に“お試し破局”をし、“恋人公認の浮気”が許される状態で1週間の共同生活を行う、ABEMAオリジナルの恋愛番組。シリーズ4作目となる『隣の恋は青く見える4』では、8組のカップルがベトナムへ旅立ち、最終日に、別れ、復縁、新しい恋のいずれかを決断する。スタジオでMCを務めるのは、マヂカルラブリー・村上、岡田結実、ROLANDの3人。