Bグループのラップユニットが圧倒的なラップのパフォーマンスで会場を沸かせ、中でもラップ歴4か月のシウ(24K)が高い実力で審査員を驚かせた。
【映像】ラップを始めて4か月のアイドル、審査員絶賛の衝撃ステージ(1時間14分頃~)
3月8日(水)22時30分より「PEAK TIME」#5がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。すでにデビューしているK-POPボーイズグループが、ワールドワイドアイドルの座を巡って競争を繰り広げるサバイバル番組だ。コロナ禍で活躍の機会を奪われたり、人気が伸び悩み一度解散を経験したりと、さまざまな事情を抱えたアイドルたちが頂点を目指す。
参加者は本来のグループ名を明かせず時刻を冠したチーム名でステージに上がるが、決勝でトップ6に残れば本来のグループ名を名乗ることができる。#5では第2ラウンド「グループマッチ」の様子をオンエア。4チームずつがA〜Dの4つのグループに分かれ、各グループはラップ、ボーカル、ダンスのユニットで構成される。審査員はそれぞれ100点満点で点数をつけ、合計点数が高いユニットが1位となり、優勝したユニットが所属するグループ全員が、全体累積投票数の2%を得点として得ることができる。審査員はジェボムのほかティファニー(少女時代)、ギュヒョン(SUPER JUNIOR)、イ・ギグァン(HIGHLIGHT)、キム・ソンギュ(INFINITE)、ライアン・ジョン、シム・ジェウォン、ムンビョル(MAMAMOO)の8名。
「僕はまだ未熟」と夜遅くまでラップの居残り練習
ラップユニットのトリを務めたBグループ。イチャン、GK(チーム8時ことDKB)、ロダ(20時ことM.O.N.T)、シウ(21時こと24K)の4人は、制服のようなコスチュームを纏ってステージに現れた。披露するのはSupreme Team「Then Then Then」。パフォーマンスには「ヒップホップが好きで学校を抜け出したい」というコンセプトを設定したという。
赤髪のシウはラップ初心者で、本格的に始めたのは4か月前。第1ラウンドでは20時に完敗し、すっかり自信をなくしていた。「僕は普段からグループでもネガティブなことを言いがち。僕を含め21時は未熟だと思います。でも『Then Then Then』を準備しながら、メンバーが励ましてくれました。グループに迷惑をかけたくないです。追いつくためには努力が必要なんです」と語り、夜遅くまで居残って練習を重ねる。常に謙虚な言葉を発するシウだが、彼の秘められたラップの才能にメンバーたちは「シウのセンスはすごい」と褒め、本番前にレコーディングスタジオでシウのラップを聞いたプロデューサーのキム・ソンヒョンも「こいつはうまい」と衝撃を口にした。
完成度の高いステージに審査員も衝撃、すぐさま得点を記入
パフォーマンスはメンバーがじゃんけんをし、教師に礼をするようなコミカルな演出からスタート。歌詞に合わせてエネルギーを爆発させるような振付、豊かな表情によって、高いラップスキルに裏打ちされた魅力をさらに増幅させていく。4人は縦横無尽に円形ステージを駆け回り、会場にスタンディングオベーションを起こした。
迷いなく得点を記入していく審査員たち。ジェボムは「『SHOW ME THE MONEY』が終わってすぐ合流した僕をラップで感動させるのは、基準が上がっているので難しいんですよ。ラップが得意なアイドルは多いですが、皆さんはダンスが得意なラッパーみたいでした。感動しました」と最大級の褒め言葉で表現した。ハイテンションに鑑賞していたムンビョルは「私も一緒にステージ上で遊びたくなりました。とにかく『最高だった』の一言につきます」と興奮。ギュヒョンはシウについて「ラップを初めて4か月なんて! 以前から同じチームだったみたいに、僕たち審査員とここにいる参加者たちを盛り上げるセンスがありました。100点満点では足りないほど楽しいステージでした」と絶賛した。
結果が発表されると、Bグループはラップユニットの1位に輝いた。審査員8人中4人が100点満点を付けるという高評価で、800点満点中790点を獲得。特典として全体累積投票数の2%を得点として与えられた。
次回「PEAK TIME」#6は、3月15日(水)22時30分よりABEMAにて日韓同時放送、国内独占無料配信される。