お笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじが4日のABEMA『NewsBAR橋下』にゲスト出演。教育方針について橋下徹氏と意見を交わした。
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橋下氏は「子どもを育てるのって本当に大変。お父さんからいろんな影響を受けていると思うけど、何か意識していることは?」と質問。
これにせいじは「“こうしたらこうなる”っていう2手先を読んで行動した方がええで、そっちの方が楽やでって」「例えば、ネットなんかで寿司の醤油差しを舐める動画を見て、一方的に“あいつを攻撃しよう”となるのはやめよう。おもろい・おもろない、サムい・サムないってことで、みんなが楽しくなれることをしなさいと」と説明する。
一方、橋下氏は「僕は法律家だから賠償の話になる(笑)。お金で相手が本当に納得できるような話だったら最悪しょうがない、でも精神的に傷つけたりお金で許してもらえないことは絶対にするなと。これを言うと、金で解決できることはやっていいのかとなるけど(もちろんそうではない)」と明かした。
せいじは、自身の教育方針が間違っていなかったと感じた出来事があったという。
「東日本大震災があった時、息子は小学生。東京もかなり揺れて、メンタル的にやられる子も何人かいて、ご飯が食べられなくなったと。あの日は金曜日で、土日もご飯が食べられないと言っていた子が、週明けに学校に行ったら給食をバクバク食べていた。親御さんが先生に聞いたら、『千原くんがいつもどおりすごく楽しそうにしてたから、自分も楽しくなって、お腹すいてる自分に気づいた』と。その親御さんからうちの嫁さんにお礼の電話がかかってきて、良かったというのと、笑いってすげえなと。(教育として)やっててよかった」
サバンナの高橋茂雄が「これだけおもしろいことは正義だと教えていたら芸人になりたいとかにはならない?」と質問すると、せいじは「たぶん逆に無理なんやろな。ジュニアも見てるし、チャンス大城も見てるし、あんなもんバケモンやで(笑)」と笑いを誘った。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)