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 1年間、配信をしてきたスターダストプラネット所属アイドルに笑顔の花が咲いた。3月6日19時よりABEMAにて特別番組『第1回スタコミュAWARD 〜初の栄冠は誰の手に!?〜』が生配信され、全4部門の最優秀賞が発表となった。

 この特別番組は、スターダストプラネット所属アイドルのデジタルサービス「スタコミュ」が1周年を迎えたことを記念し、企画されたもの。番組では、2022年で最も多く配信したメンバーに贈られる最多配信部門、企画性の高い配信をしたメンバーに贈られるベストクリエイター部門、最も独特な配信をしたメンバーに贈られるベストクセスゴ部門、そして最も印象的だったコラボ配信ペアに贈られるベストコラボ部門という、全4部門の最優秀賞受賞者が発表された。

 ABEMA TIMESでは収録スタジオに潜入し、各受賞者を直撃。思いを語ってもらった。

最多配信部門 最優秀賞

■藤田愛理(CROWN POP)(年間184回配信※およそ2日に1回の配信ペース)

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――ティアラをもらった今の気持ちは?

自分でもそんなに配信していたんだとビックリしました(笑)。私、大体、夜の時間帯に配信をしているんですけど、いつも絶対に見に来てくださる方がいて、最優秀賞で呼ばれた時にそういう方々のことが頭に浮かびました。すっごくうれしかったです!

「スタコミュ」はいつの間にか私の日常に溶け込んでいました。普段は、大学にも通っているんですけど、去年の春休みは毎日配信をしたんですね。その時に「あいたん(※藤田の愛称)のスタコミュが1番の楽しみだよ!」って言ってくださる方がいて、私だけの楽しみだけじゃなく、皆さんの楽しみにもなっていたことを実感できてうれしかったです! “もっともっと喜んで欲しいな!”と思って、気づいたらこんなに配信をしていました(笑)。そんなファンの方の気持ちを思い出して、授賞式では思わず、うるうるしてしまいました。

――配信を続ける上で「成長したな」と感じている点は?

ありのままでいられるようになりました。これまでは“アイドルだからこういうことはしちゃいけない”など、自分をセーブさせることが多かったんですけど、今は配信中にお菓子を食べてみたりとか、寝落ち寸前にラジオ配信したりなど(笑)、のびのびとやれています。みんなもそれを理解してくれていて、「あいたん、今、寝っ転がってる?」ってコメントもくるんですね(笑)。でもそんな風に“素の自分でいいんだな”ってことを教えてくれたのが「スタコミュ」です。

配信ではファンの方と実際に会ってなくても、存在を感じられるので、いつの間にか仲良くなっているんです。アーカイブも残るので、リアルタイムで参加できなかったファンの方を置いてけぼりにすることはありません。そういう細かなことで、ファンの方と関係値を築けているのがうれしいし、配信者としても居心地の良さを感じています!

――「スタコミュ」を始めたことでどんなことが変化しましたか?

「スタコミュ」きっかけで私のことを知ってくださった方が多いんです。会ったことのないファンの方がライブ会場で名前を名乗ってくれて、「いつも見てくれている人だよね!」っていうこともあって。藤田愛理を最大限出せる場所が「スタコミュ」だと思うし、良い意味でライブよりも等身大の自分を伝えられる場所だと思っています。

今までは“ファンの方と多くの時間を共にしたい”と思っても、ライブの時間以外はなかなか難しくて。けれど「スタコミュ」を通じて、自分のライブの感想戦も出来るようになりました。活動する上での喜びになっています。

――これから「スタコミュ」でどんなことを実現したい?

「ありのままのあいたんが好き!」って言ってくださる方がたくさんいるので、賞はいただきましたけど、今後も力まずに自然体で続けていけたらと思っています! 普段は自分のこと「私」って言っているんですけど、家族の前だけは「あい」って言ってるんですね。でも気づいたら「スタコミュ」では自分のこと「あい」って言っていて、そこにも驚いてます(笑)。本当に、私にとって「スタコミュ」はお家のような感覚になっていると実感するので、これからもそんな場所で「もちもちくらぶ(※藤田ファンの呼称)」を増やしていきたいです!

ベストクリエイター部門 最優秀賞

■瀬田さくら(ばってん少女隊)

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――ティアラをもらった今の気持ちは?

私は普段、福岡で活動しているんですけど、人見知りをするタイプなので、東京で活動している子となかなか距離を近づけられなかったんですね。そんな中で配信を機に仲良くなれた「スタプラ」メンバーもいますし、ばってん少女隊の良さも伝わっていっている気がします。そんな中で今日はこのような賞をいただけてとってもうれしいです!

――配信を続ける上で「成長したな」と感じている点は?

元々、私はオタクで、配信を見るのが好きで、VTuberさんだったり、ゲーム実況だったりを日常的に楽しんでいるんです。そんな中で、私も配信をする立場になって、“もっとこういう風に喋ってみたいな”とかを思うようになりました。

私がよくやる「凸待ち配信(突撃(=先方からのコラボ)待ち)」はVTuberさんの定番の企画を参考にさせてもらっているんです。その中で「愛してるよゲーム」もやらせてもらっているんですけど、スタプラのかわいいアイドルたちから「愛してるよ」と画面越しで言ってもらえるのはすごく幸せで、でもスタプラファンの方たちもあれを見て、幸せになってるんじゃないかなって思っています(笑)。そういう意味でも自分やファンの方が楽しむ場所として、成長できてるんじゃないかなって。

――「スタコミュ」を始めたことでどんなことが変化しましたか?

「スタコミュ」って、スタプラのことが大好きな人が集まる場所だと思ってます。だから、どんな内輪ネタでも盛り上がってくれるし、勝手にだけど“このメンバーのこんなところが好き”というのをファンの方と深く話している時間がすごく好きだったりします。そんな配信をやっていく内に、私自身もどんどんスタプラを好きになっていて。

私のことも「ただのオタク」とファンの方に認識してもらえるようになりました(笑)。それ以降、すごく親しみをもって、話をすることができるようになった気がします。そういう変化がすごくうれしいし、もっともっと仲良くなりたいって思っています。

――これから「スタコミュ」でどんなことを実現したい?

具体的には決めてないんですけど、私にとって「スタコミュ」は“私が得すること”を実現するツールなので、今後ももし新しい企画を生むとしたら、私が得するような企画にしかならないと思います(笑)。そんな中で、これからもコラボは続けたいと思っていますし、でも実は私からコラボ先に行ったことがないので、積極的に参加できるようになりたいです。

大好きな皆さんと一緒に過ごす配信が本当に楽しいので、これからも頑張っていきます。ファンのみなさんのこと、愛してるよ!

ベストクセスゴ部門 最優秀賞

■藤谷美海(いぎなり東北産)

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――ティアラをもらった今の気持ちは?

人生でティアラをかぶったことがなかったので、すごいうれしいです! キラキラしてて、かわいい…。感動します。

実はノミネートされたからには最優秀賞を獲りたかったんです。獲れなかったら、今日ひとりで家で泣くって決めてたので、泣かずに済むのがうれしいし、いろんな人に感謝したいです。私自身生きる上で「クセスゴでありたい」と思っているので、それが結果的に今回の賞に繋がったと思います。狙い通りです。

――配信を続ける上で「成長したな」と感じている点は?

「スタコミュ」を通じて、お客さんの気持ちを直に知ることができたので、仲が深まったし、ちょっとだけトークが上手くなれたかなって思ってるんです。ちょっとだけですけど(笑)、ありがたいです。

こういうキャラでやってるんですけど、あんまり自分に自信がないんです。そういう気持ちになってる時、配信でも弱音を吐いたりするんですね。「私、どうせ面白くないし!」ってつい言っちゃうんですけど、「面白いよ!」って返してくださる方がたくさんいるので、本当に助けられています。私にとって素が1番出せている場所ですね。

――「スタコミュ」を始めたことでどんなことが変化しましたか?

「スタプラアイドルフェスティバル」とか「ももいろ歌合戦」など、大きなイベントに出演した後に「スタコミュ」をやると、ファンのかっさらいができるんです(笑)。もちろん「スタコミュで好きになった」って仰ってくれる人もたくさんいます!

――これから「スタコミュ」でどんなことを実現したい?

「クセスゴ」部門で唯一無二の存在になりたいです! 誰にも真似できないようなことをしたいんですけど、憧れられるような存在にもなりたいので、クセスゴ唯一無二感をもっと極めたいですね。今回は3人ノミネートされたんですけど、1人でも成立できるような圧倒的なクセスゴになって、もちろん2連覇を狙いたいと思います!

ベストコラボ部門

■藤田愛理(CROWN POP)&市川優月(AMEFURASSHI)

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――ティアラをもらった今の気持ちは?

市川: 本当に私たちが獲れるって思ってなかったので、びっくりです。ラフなテレビ通話みたいな配信を、お届けしているだけなので、まさかこんな形で賞をいただけるなんて、うれしいです。ファンの方と一緒に受賞できた気分です!

藤田: お互いすごくお喋りなので、話が成立しているのかわからない配信もあると思うんですけど(笑)、そういうところを楽しんでもらっているのはありがたいです。ゆづとは、5年半くらい前に出会ったんですけど、いつの間にか仲良くなってて、気づいたらこんな関係性になっていました。お互いが仲良くなったタイミングもわかってないのに(笑)、こんな賞をいただけてすごくうれしいです!

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――「スタコミュ」を始めたことでどんなことが変化しましたか?

藤田: ファンの方に「いつの間に2人はこんなに仲良くなったの!?」って言われるんですけど、ほかのグループの子とこんなに仲良くなったことをファンの方に知ってもらうのは、ゆづが初めて。そういう意味ではいろんな経験をさせてもらっていると思います。

市川: 「スタコミュ」を通じて、リアクションもあるし、こういう関係性がファンの方にも知ってもらえるのはうれしいよね。

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――これから「スタコミュ」でどんなことを実現したい?

市川: 同じ場所からの生配信をお届けしたいよね。二人でよく遊んでいるんですけど、「スタコミュ」では毎回違う端末から配信してるので、それはちょっともったいない気がするよね?

藤田: うん。一緒に遊んだ時とかに配信するのは良いよね! お泊まりしながら、そこで配信とかもやってみたい。「スタコミュ」の良いところはたくさんのメンバーとコラボできることなので、どこかの仲良しペアとコラボ配信するのとかも楽しそう…!

市川: グループの垣根も超えて、たくさんのメンバーとコラボしながら、いろんなことに挑戦していきたいです!

藤田: これからもたくさん2人で配信していこ!

取材・テキスト:中山洋平 

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