昨年よりも早めに桜が開花するところが多くなるのではと予想されていた2023年。例年よりも気温が高い日が続いた3月14日、史上最速タイのはやさで東京都心の桜開花が発表されました。

【映像】初めてのダンクでした桜木花道の失敗(10分35秒ごろ~)

 そんな春の風物詩である桜ですが、音の響きの良さや華やかなイメージかからか、「カードキャプターさくら」の木之本桜や「サクラ大戦」シリーズに出てくる真宮寺さくらなど、昔から様々なキャラクターの名前に“さくら”が取り入れられています。そこで今回は名前に“さくら”がつくアニメキャラクターを3人ご紹介します。

目次

  • サクラ「うる星やつら」
  • さくらももこ「ちびまる子ちゃん」
  • 桜木花道「スラムダンク」
  • まとめ

サクラ「うる星やつら」

 まずは、高橋留美子先生の人気漫画が原作のアニメ「うる星やつら」に登場するサクラ先生です。サクラ先生は主人公・諸星あたるたちの学校の保険医をしている一方で、巫女としての顔も持っている人物。見た目もスタイル抜群の美人です。

 「うる星やつら」は世にも稀な凶相を持った男子高生のあたるが、鬼族の女の子・ラムに好意を寄せられる物語。2022年版のアニメ「うる星やつら」では、第5話でサクラ先生が高校に赴任してきます。サクラ先生が来て早々に保健室は男子生徒で溢れかえり、財閥令息の面堂終太郎からは「結婚してください」といきなりプロポーズされていました。

 ちなみに高橋先生の公式Twitterによれば、サクラ先生は元々巫女の設定しかなかったそう。しかし学園モノなので学校に入ってもらおうと思い、保険医の役割を与えたと明かしています。またサクラ先生は高橋先生もお気に入りのキャラらしく、「好きなキャラクターだったので、レギュラー入りさせたかったです」「うる星やつらのなかでは、数少ない社会人だったので、描いてて新鮮でした」などとツイートしていました。

さくらももこ「ちびまる子ちゃん」

 続いては大人気ご長寿アニメ「ちびまる子ちゃん」より、さくらももこをご紹介しましょう。一瞬誰のことか迷う人もいるかもしれませんが、“さくらももこ”は主人公であるまる子の本名。そしてまる子のモデルとなった作者・さくらももこ先生のペンネームでもあります。

 “さくらももこ”の名を持つまる子は、怠け者でよく勉強やお手伝いをさぼってはお母さんに怒られているようなキャラクター。しかし世話好きな面もあり、困っている人を見つけると積極的に助けようとする優しさを持っています。

 ほかのさくら家の面々も、冷静だけどまる子が困ったときは助けてくれるお姉ちゃん(さくらさきこ)やまる子を甘やかすおじいちゃん(さくら友蔵)など温かな印象。「ちびまる子ちゃん」では、まる子がそんな家族や友達といろいろな日常を過ごす様子を描いています。

桜木花道「スラムダンク」

 “さくら”が名前につくのは女性キャラだけではありません。最後に取り上げるのは「スラムダンク」の主人公・桜木花道。名字の“桜”はもちろん、名前にも“花”がついていている高校生です。

 花道は、身長188センチと大柄な上に赤い髪で周囲から“不良”と呼ばれ敬遠されていた人物。ある日自分好みの女子・赤木晴子に「バスケットはお好きですか?」と声をかけられ、“ダンク”を教えてもらったことをきっかけに、バスケットボールを始めることになります。チームメイトやライバルとの出会い、さまざまな試合や試練を経る中で、花道は徐々に才能を開花させていきます。

スラムダンク
スラムダンク

まとめ

 以上、名前に“さくら”がつくキャラクターを3名ご紹介しました。今回取り上げた以外にも漢字は違いますが、「蒼穹のファフナー」シリーズの要咲良(近藤咲良)や「月刊少女野崎くん」の佐倉千代などがいます。ほかの作品でも“さくら”が付く名前を探してみると、想像以上に見つかるかもしれません。

(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

【動画】赤木晴子が驚いた花道の驚異のジャンプ力
スラムダンク
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