かつて同じグループのメンバーだったアイドル3人が再び合流し、チームメイトとして美しいハーモニーを響かせて感動を呼んだ。
【映像】審査員「すべてが完璧」元同じアイドルグループだった3名の完璧ハーモニー(24分頃~)
3月15日(水)22時30分より「PEAK TIME」#6がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。すでにデビューしているK-POPボーイズグループが、ワールドワイドアイドルの座を巡って競争を繰り広げるサバイバル番組だ。コロナ禍で活躍の機会を奪われたり、人気が伸び悩み一度解散を経験したりと、さまざまな事情を抱えたアイドルたちが頂点を目指す。
参加者は本来のグループ名を明かせず時刻を冠したチーム名でステージに上がるが、決勝でトップ6に残れば本来のグループ名を名乗ることができる。#6では#5に引き続き第2ラウンド「グループマッチ」の様子をオンエア。4チームずつがA〜Dの4つのグループに分かれ、各グループはラップ、ボーカル、ダンスのユニットで構成される。審査員はそれぞれ100点満点で点数をつけ、合計点数が高いユニットが1位となる。優勝したユニットが所属するグループは、全員が全体累積投票数の2%を特典(ベネフィット)として獲得。またユニットごとに1人ずつ、25人の専門家からなるスペシャル審査員によってMVPが選ばれ、MVPが所属するチームには、全体累積投票数の5%が与えられる。審査員はティファニー(少女時代)、ギュヒョン(SUPER JUNIOR)、イ・ギグァン(HIGHLIGHT)、パク・ジェボム(元2PM)、キム・ソンギュ(INFINITE)、ライアン・ジョン、シム・ジェウォン、ムンビョル(MAMAMOO)の8名。
過去のチームメイトと共演「2人のおかげで最年少に戻った気分」
IU「My Sea」を披露するDグループのボーカルユニットのメンバーは、チーム1時(DIGNITY)のルオ、4時(BXB)のジュン、7時(MASC)のヒジェ、イレ、14時(GHOST9)のチェ・ジュンソンの5名。白いスーツ姿で彼らがステージに上がってくると、審査員たちの間にどよめきが広がる。それもそのはず。ルオはかつてヒジェ、イレと一緒にMASCのメンバーとして活動していたのだ。
ルオは「“前のグループ”(現在活動中のDIGNITY)ではリーダーを務めているのでプレッシャーでした。でも今回は、2人のおかげで最年少に戻った気分です」と話し、「気楽に練習できたんですが、ヒジェさんには昔の名前で呼ばれました」と、ヒジェが練習中にルオのことをムンボンと呼んでいた仲睦まじいエピソードを明かした。
ヒジェは当初ダンスユニットのセンターだったが、ジェボムのアドバイスを受け、自らユニットを移動した。ヒジェの合流でチームは活気づいていき、ヒジェも練習期間を「ボーカルユニットは実家みたいでした」と振り返る。中間評価の2次評価では審査員のライアン・ジョンを「うますぎてびっくりしました」と言わしめ、期待感を高めていた。
本番のステージで5人は、心に沁み渡る美しいハーモニーを披露。視聴者のコメント欄にも「うますぎだわこれは」「みんな良い声〜」「これぞプロ」と絶賛の言葉が相次ぐ。終わってからも温かい余韻が会場を包み込み、観客と審査員は浸るような表情を浮かべていた。
「タイミング、音程、表情、表現力、すべてが完璧だった」
感動の涙を拭いつつ、ライアンは「IUさんの曲なのに、5人の曲と間違えるほど良かったです。5人の苦労が想像できて感動しました。ヒジェさんの出だしにはびっくりしました」とコメント。またステージを見て興奮したように立ち上がっていたソンギュは、「最高でした。1番が終わって『これだ』と思いました。また見たいステージでした」とチームワークを褒め称える。MVPを選出する別室のスペシャル審査員も「信じられない。タイミング、音程、表情、表現力、すべてが完璧だったわ」と絶賛していた。
ボーカルユニットの得点集計の結果、Dグループは767点を獲得して、2位の719点に大差を付けて1位に輝いた。ヒジェは涙を浮かべながら「僕とイレがこの番組に応募した時の目標は、『堂々と自信のあるステージを見せる』でした。ルオとジュンとジュンソンのおかげで、そんなステージを見せることができてありがたいです」と声を震わせる。ルオは涙の理由を問われると「前は急にグループが解散されました。再び一緒にできて嬉しかったですが、これで最後だと思うとちょっと寂しいです」と切なそうに明かしていた。
ついに1回目の順位発表が行われる次回「PEAK TIME」#7は、3月22日(水)22時30分よりABEMAにて日韓同時放送、国内独占無料配信される。