巨額の投資トラブルで松竹芸能を退所したお笑いコンビ・TKOの木本武宏が、騒動後のどん底の時期の生活を明かした。
【動画】TKO木本、どん底バイト生活時代の写真(17分30秒頃~)
3月27日に放送されたABEMA「給与明細」では、木本は知人から集めた約7億円が投資トラブルになった件ついて言及。2022年7月に騒動が報じられ、松竹芸能を退所することになった木本。投資騒動から半年間は仕事がゼロだったそうで、その間は「少しずつでも手元にお金が戻るようにしておかないと、と思ったから、いろいろなものを売った」という。約300万円で売却したジープや、約600万円で売却したロレックスとオーデマ・ピゲのほか、「(20万円で購入した)テレビ台をジモティーで1000円で引き取ってもらいました。1円でもお金になるものは全部売りました」と明かし、さらには愛車のポルシェやブランド品など、あらゆるものを売りに出し、お金を集めた知人への返済に充てていたと語る。
その後はアルバイトで生計を立てていたという木本。「ペットが滑らないようにフローリングにワックスを塗る、そのワックスがけのバイトとか、家に帰ってからは映像編集の手伝いのバイト」「生きるためにどうしようという状況なので、足を止めたら沈んでしまう感じだった。約5ヶ月近く(バイトを)やっていました」と振り返る。
そんな木本には周囲の芸能人から励ましのエールも届いたそう。笑福亭鶴瓶からは「お前のことはどうでもええ。家族が心配や」と、肉まんを送ってもらったほか、よゐこ・有野晋哉からは「ドーナツ買いに行こう。家族に食べさせてあげて」とドーナツの差し入れが。松村邦洋からは水を送ってもらったという。「本当にいろんな人にいろんなことをしてもらいました」と語る木本は、某大物女優からは「生活できるのか? 銀行口座教えて。これからしばらく私が生活費を毎月振り込むから」と連絡がきたものの、「めちゃくちゃ助けてほしいんです。本音は『振り込んでください』と言いたかったんですけど、それをしたら終わるなと思ったから、何回もお礼を言って」と泣く泣く断ったことを明かした。
フリーのコンビとなったTKOは、都内の小会場で4年ぶりにネタライブを敢行。再出発の第一歩を踏み出した。果たして、その結果は?
『給与明細』を見るには?
『給与明細』はABEMAにて配信中。なお、よりディープな裏側に迫る『ウラ給与明細』も同じくABEMAにて配信中。