日本格闘技界会を牽引するK-1世界三階級制覇王者・格闘家の武尊が29日、都内で記者会見を開催。格闘家として新たなステージに進むこと、そして日本中を沸かせた那須川天心との一戦以来となる、復帰戦についても明らかにした。
2022年10月末、契約満了に伴い立ち技格闘技団体『K-1』との契約を解除した武尊。現在はフリーの格闘家として活動しており、今後の動向に注目が集まっていた。
そしてこの日、武尊がABEMA専属“PPVファイター”としての契約を締結したことが発表された。PPVファイターとしての契約は日本人格闘家で初となる。
今後、武尊の試合は、「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生中継。1試合ごとに最低保証として1億円の報酬が支払われ、視聴チケットの売り上げに応じ、追加報酬も予定しているということだ。
「海外のアスリートのようにアスリートがもっともっと評価されて認められて、そこに対しての対価がちゃんと払われるような業界が格闘技界もどんどんそういう風に、PPVのおかげでなっていくのかなという風に思う。僕は今回こういう契約をさせていただいたので、この契約をすごく良い形でこれからの次の世代に繋げていけるように、まずは次の復帰戦に必ず勝って
もっともっとこの業界を盛り上げて、夢のある業界にしていけたらいいなと思います」(武尊)
“格闘技が夢のある業界に”、その想いでオファーを受けたという武尊。以前、ABEMAエンタメがインタビューした際、自身の夢としてこんなことを語っていた。
「他のスポーツも凄いやっぱ盛り上がっているので、それと同じぐらいこう格闘技が盛り上がってくれたらいいなと思うし、日本でやっている選手達も世界で活躍できるような環境をつくりたいなっていうのはあります。日本だけじゃなくて世界を巻き込んだ大会、試合をできたらいいなというのがあります」(武尊)
そんな夢を実現するための第1歩となる今回の挑戦にあわせて、復帰戦も発表され、6月24日、フランス・パリでベイリー・サグデンとキャリア初の世界戦に挑む。
「世界と戦っている選手というイメージだったので、そういう選手とどういう試合になるのかすごく楽しみだし、僕の実力を世界に知らしめるチャンスだなと思っているので、最高のKO勝ちで勝ちたいと思っています。押忍」(武尊)
武尊の記念すべき“世界進出”にファンからは、「良いモデルケースとして今後格闘技界に影響与えてください」「命がけで戦っているのに見返りは決して多くない それを変えてくれた第一人者が武尊選手というのもすごくうれしいです」などの声が寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)
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