武尊、最愛の祖母との別れを報告「記者会見終わってやっと会いに来れた」試合用パンツの「武尊」は祖母直筆

　K-1元三階級王者で格闘家・武尊が30日、Instagramを更新。祖母との別れを報告した。

　3月29日、新契約とおよそ1年ぶりの復帰戦を記者会見で発表した武尊。翌30日に更新したInstagramには、祖母との写真と共に、「先日おばあちゃんが天国へ旅立ちました最後まで応援してパワー送ってくれた皆様ありがとうございました記者会見終わってやっと会いに来れた」と、祖母が他界したことを明らかにした。

　現在、日本の格闘技界を引っ張る存在として活躍している武尊。当初は祖母から怪我の心配で格闘技をやることを反対されていた。その後、書道家だった祖母が「武尊」の文字を贈り、試合用のパンツに入れ、共に戦ってきたという。

　そんな支えとなっていた祖母との最後を振り返り、「小さい頃からたくさんの愛を注いでくれた大好きなおばあちゃん最後に会いに行った時も1カ月以上食事も取れなくて意識も朦朧としているのに僕の握った手をずっとさすってくれていました最後に見に来てくれた試合が去年のTHE MATCHで最後に勝つ姿見せられなかったことが今も悔しいけれど勝ったトロフィーとコスチュームは毎回おばあちゃんへのプレゼントだったので 6月の復帰戦必ず勝って　トロフィーとベルトプレゼントしに行く」と、およそ1年ぶりの復帰戦で勝利することを誓った。

　武尊の投稿にファンからは、「おばあ様の『武尊』の文字とってもステキですご冥福をお祈りいたします」「多くの人を勇気づける武尊選手は自慢の孫だったでしょうね」などの声が寄せられている。