『末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる』の著者であり、BL漫画家として活躍し、2022年12月に死去したひるなまさんの夫がブログを開設。ひるなまさんの闘病の記録やこぼれ話を夫目線でつづっている。
【動画】がん罹患で感じた生きづらさ…病気と共生するために必要なこと
■入院から2か月後に退院
29日に更新したブログでは、2022年8月初旬に妻のひるなまさんが大腸がん手術のため3度目の入院をしていたことを回想し「手術まで絶食。手術後も一時絶食。辛い中でも気丈に」リハビリに取り組んでいたとつづった。そして、入院から2か月後の10月「その日を迎えました」と切り出し、ひるなまさんが退院できることになったという。廊下を歩いてやってきたひるなまさんと「よかったね、退院だね」「うん、ありがとう」と会話をし、退院後の生活や食事の指導を受け、ショッピングモールに寄って帰ったことを振り返った。
■目に涙を溜めた妻
30日に更新したブログでは、ひるなまさんがふと立ち止まり、様子を伺うと「目が真っ赤なのです」「いや涙が溜まってる…」と説明。退院し、久しぶりに吸った外の空気に「ここがシャバか…!」というひるなまさんに対して「そうだよ、帰ってきたね」と述べ、2人で喜びを嚙みしめたことを回想した。「普段当たり前のところに来られたこと自体、久々だったから、グッときてしまいますよね。その時まで気付かなかった夫でした」とつづりブログを締めくくった。
ブログでは引き続き、妻・ひるなまさんが大腸がんと診断され、昨年12月に死去するまでの出来事を夫目線で発信している。