エネルギッシュな魅力で知られるチーム8時ことDKBが、初挑戦となる爽やかな新曲で見事なステージを見せた。
【映像】ステージが壊れるほどの迫力を見せた圧巻パフォーマンス(18分頃~)
3月29日(水)22時30分より「PEAK TIME」#8がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。すでにデビューしているK-POPボーイズグループが、ワールドワイドアイドルの座を巡って競争を繰り広げるサバイバル番組だ。コロナ禍で活躍の機会を奪われたり、人気が伸び悩み一度解散を経験したりと、さまざまな事情を抱えたアイドルたちが頂点を目指す。
参加者は本来のグループ名を明かせず時刻を冠したチーム名でステージに上がるが、決勝でトップ6に残れば本来のグループ名を名乗ることができる。#8では参加グループが新曲のステージを披露する第3ラウンド「新曲マッチ」がスタート。10チームがAリーグとBリーグに分かれて舞台に立ち、審査員と観客の投票によって順位が決定する。各リーグで1位になると、今後行われる合格脱落式にて、累積投票数の3%を獲得することができる。審査員はティファニー(少女時代)、ギュヒョン(SUPER JUNIOR)、イ・ギグァン(HIGHLIGHT)、パク・ジェボム、キム・ソンギュ(INFINITE)、ライアン・ジョン、シム・ジェウォン、ムンビョル(MAMAMOO)の8名。
爽やかな新曲に苦戦「1週間何もできなかった」
Bリーグのトップバッターとして登場したのは、チーム8時ことDKB。これまでエネルギッシュでワイルドなステージを見せてきた彼らが、今回は清涼感あふれるマリンルックで姿を現した。新曲「Coco Colada」は宝物を探しに旅に出るというさわやかなナンバー。リーダーのD1は、この曲はこれまでで一番難しかった語り、「普段は方向性や振付がすぐに頭に浮かびますが、今回は1週間何もできませんでした」と緊張の面持ちだ。
事前練習でも、不安からか冴えない顔を浮かべるメンバー。ジュンソは1週間悩み通した挙句、気持ちを切り替えようとなんと寝巻き姿で練習に臨む。そこからスイッチが切り替わり、8時の面々は和気あいあいと練習に挑んできた。本番の前にMCのイ・スンギから「チームの魅力をアピールして」とリクエストされると、ジュンソが前へ出て、「僕らの魅力はエネルギーなので、そのエネルギーをお見せします」と力強く床を踏み締めた。
地図を覗きこむようなイントロからスタートしたパフォーマンスで、9人は表情をくるくると変化させて躍動。顔を見合わせてコミカルな表情を浮かべたり、船を表現した振付を展開したり、観客を飽きさせることなくステージを駆け回る。自作したラップパートもキレ良く披露し、グループの新たな魅力を惜しみなく発揮した。
「本当の宝物はチーム8時」努力が引き出した新たな魅力
審査員も次々とボタンを押していき、結果はオールピックに。審査員のジェボムは「初めて曲を聴いた時、なぜ悩んだのかが伝わってきました。それだけいいステージでした。普通はいい曲がチームを目立たせますが、(今回は)チームのおかげでいい曲に聴こえました」と絶賛。そしてギュヒョンは「最初から最高のステージを見せてくれたので、Bリーグはここから大変になりますね。チーム8時のレベルじゃないとボタンを押せません」と称え、「明るく爽やかな可愛さを、パワフルなかわいさにアレンジしましたね。リーダーがうまく牽引したと思います」とコメント。ソンギュも「D1さんがリーダーとして苦労したと語っていたので、心配しながら見ていました。でもそれは余計な心配でしたね。楽しみながら最後まで頑張る姿を見て、深く感動しました」とリーダーのD1を称えた。
これを受けてD1は涙で瞳を潤ませながら「これまでの僕たちのイメージと全然違う曲でしたが、打ち勝って、チーム8時にこんな魅力もあるんだと見せたかったです。でも最初はうまくいかなくて途方に暮れました。出だしの宝物の地図など、ステージには楽しませる要素をたくさん入れました。最後には『本当の宝物はチーム8時だ』というメッセージも。どうすればアピールできるか工夫しました」と審査員からの賛辞を噛み締める。
また審査員のシム・ジェウォンは「おかしな表現ですが、攻撃的な爽やかさでした。インパクトもあって攻撃的なのに、爽やかでチームワークも抜群です。最初は心配しましたが、チームワークで克服した気がしました」とチーム8時の魅力を表現。その後も審査員は「恐ろしい人たちだ」と称えていた。なおパフォーマンスのエネルギッシュさゆえに、ステージの床のLEDが一部壊れるというハプニングも。D1は「1位にならなければ器物損壊しただけ。これで1位になる理由ができた」と苦笑いしていた。
次回「PEAK TIME」#9は、4月5日(水)22時30分よりABEMAにて日韓同時放送、国内独占無料配信される。