3月30日(木)20時50分より、グローバルボーイズグループを誕生させるオーディションプロジェクト「BOYS PLANET」の第9話がABEMAにて国内無料独占放送された。
【映像】信じられない成長を見せた日本人・晴翔のカッコ良すぎるステージ
「BOYS PLANET」は、「I-LAND」「PRODUCE」シリーズなどで知られる韓国のエンタメ企業CJ ENMによるオーディションプロジェクト。84の国と地域より練習生が参戦し、韓国からのKグループ、それ以外の国と地域のGグループとして2つに分かれ、デビューを目指しさまざまなミッションに挑んでいる。
ハンビン&マシューのチームに問題勃発?
第9話では3回目のミッション「アーティストバトル」の模様を放送。前回の第2回生存者発表式を経て生存した28人が、新曲のステージを披露する。23人が脱落したことで、5曲のチームそれぞれのメンバーを定員に揃える必要があり、定員以上のチームからは誰かが押し出されて、人数が足りないチームに加入することになる。
「SuperCharger」チームは元々10人だったが、晴翔以外が脱落。また「Switch」チームもジャン・シュアイボーとナ・カムデンのみが残った。別の曲へ移るメンバーをどのように決めていくのかを話している「En Garde」「Over Me」「Say My Name」チームのもとへ、晴翔、ジャン・シュアイボー、ナ・カムデンが現れ、自分のチームに入ったらどのようなメリットがあるかをアピールしていく。パク・ハンビン、ユン・ジョンウ、佳汰、キム・テレは「Switch」チームへ、ワン・ツーハオ、拓斗、オリー、ソ・ウォン、チャ・ウンギが「SuperCharger」チームへ移動することになり、こうして各チームのメンバーが確定した。
それぞれパートを決め直していく5チーム。「SuperCharger」チームは押し出されたメンバーが多いため士気が上がらず、リーダー決めでもなかなか手が挙がらない。さらに楽曲の難しさに全員暗い表情で、もともとこのチームにいた晴翔がリーダーとキリングパートを務めることになった。複雑なダンスを習得するために何度も練習を重ねるが、無事に本番を迎えられるのか、心配は募るばかりだ。
「Say My Name」チームはパートを分け直すが、しっかりとそれぞれの能力に合ったパートになっているのか、リーダーのソン・ハンビンは疑問を抱き始める。彼はユ・スンオンとソク・マシューのパートを交換して歌ってみてほしいと提案。さらにパート変更をしたほうがいいのではという議論に展開していき、希望したサブボーカル1のパートを担当できると思っていたマシューは困惑した表情だ。
「Switch」チームではパク・ハンビンがキリングパートに立候補。これまでリーダーを務めて周りのメンバーをサポートすることが多かった彼は、練習の成果を発揮して無事に初めてのキリングパートを獲得する。またメインボーカルのキム・テレは、難易度の高いダンスをなかなか自分のものにできず苦戦していた。「En Garde」チームではパク・ゴヌク、キム・ギュビン、イ・スンファンがキリングパートに立候補。チーム内投票の結果、ゴヌクがキリングパートに決まるも、スンファンは諦めきれない様子で再度チャンスを求め、スンファンにキリングパートが移るという結果を聞いて、ゴヌクは焦りを見せる。だがこれはドッキリで、種明かしをされたゴヌクは心底安堵の表情を浮かべていた。
「Over Me」チームは、全員の意見が一致してジャン・ハオがリーダーとキリングパートに決定。音楽教師の資格を持っているジャン・ハオは「皆さんの特徴がしっかり見えるように作り上げたい」と意欲をのぞかせる。イ・ジョンヒョンはこれまでのステージでラップの実力が目立ったが、ボーカルのスキルも高いことをアピールし、メンバーを驚かせた。
客席に突然現れた家族の姿に涙
本番を目前に控えた練習生たちは、ある日広場に集められ、今から「アーティストバトルゲリラ新曲ショーケース」に挑むことを告げられる。人物クイズやゼリーキャッチなど様々なゲームに挑み、マイクや海苔巻きなどのアイテムをゲットしていく練習生たち。そうして迎えたステージへ、果たして誰がやってくるのか知らされていなかった彼らだが、幕が降りると、客席には自分達の家族の姿が。久々の家族との再会に、感動の涙を流す練習生たちも少なくない。心のこもった家族からの手紙も届けられ、涙を流しながらそれを読み上げた彼らは、デビューへの思いをさらに強くした。
晴翔が躍動!短期間で準備したとは思えぬ「SuperCharger」チームの舞台
ついに「アーティストバトル」本番の日。MCはスターマスター・SHINeeのキーが務める。会場のスタークリエイターの投票で1位を獲得したチームには、全員に20万点のチームベネフィットが与えられる。また1位チームの中で1位となったメンバーには、個人ベネフィット20万点を付与。ファイナル進出を懸けた大事なステージに、練習生たちはただならぬ意欲で臨む。
最初にステージに立つのは「SuperCharger」チーム。迫力ある楽曲だが、拓斗、チャ・ウンギ、オリーと、可愛らしいイメージが強い練習生が6人中3人を占めている。不安がつきない彼らの前へ、ダンスマスターのペク・クヨンと、振付師のニノがレッスンをしに現れる。チーム形成から12時間しか経過していないとはいえ、不十分な出来にクヨンとニノはコメントもせず、晴翔は「怒られるレベルに達してもいなかったということ。怒られたほうが気が楽だったかも」と落ち込む。脱落したメンバーの気持ちも背負っている晴翔は、宿舎でリッキーに「時間がない。プレッシャーよりも怖い気持ちが強い」とこぼしていた。
バイクにまたがったメンバーがゆっくりと歩みを進め、「SuperCharger」のパフォーマンスがスタート。晴翔は威嚇するような表情も見せ、拓斗、ウンギ、オリーも別人かと見まごうほどの迫力をまとって力強く踊る。ワン・ツーハオの合図でステージ上に炎が広がると、観客は驚いたような表情を見せた。視聴者のコメントも冒頭から「鳥肌やばい」「これ1位だろ」「全員報われますように」と絶賛の嵐。マスターたちも「インパクトがすごい」「カムバックステージみたい」と讃えていた。
ステージを終えた晴翔は肩の荷が降りたのか、メンバーにしがみついて泣きじゃくる。そして迎えた運命の順位発表。拓斗はまたも最下位となり、「自分に実力がなくて、生き残るのは難しそうです」と肩を落とした。グループ内の1位は852点という圧倒的点数を記録した晴翔が手にし、チームの一番の功労者の好成績を全員が祝福していた。
「本当に残念」ヨンジュンマスターの言葉で奮起した「En Garde」チーム
メンバー変動がなかった「En Garde」チームは、レッスン前にチェ・ヨンジュンマスターから「ほとんどアベンジャーズだね。期待して見てもいいの?」と言葉をかけられる。無事にパフォーマンスし終えるも、ヨンジュンからは「本当に残念だ。初めて見せる君たちの新曲だよね?だからかなり期待して見たんだよ。新曲だから、本当にたくさん練習したんだなと感じたい。僕は期待しすぎたのかもしれない」「本当にみんな怠けてるよ」と厳しい評価を下される。落ち込んだメンバーが互いに励まし合う様子を見て、イ・フェテクは「今は励ますのではなく、反省すべきだと思う。受けたフィードバックについて考えてみてほしい。僕は本当に恥ずかしいよ」と呼びかけた。
気持ちを切り替えて練習に臨むメンバーたち。それぞれに意見を出し合って深夜まで練習を積み、1位を目指してより良いパフォーマンスを目指して磨き上げていく。迎えた本番、6人は気迫たっぷりのステージを披露。フェテクは安定した高音ボーカルでパフォーマンスを牽引し、ゴヌクは大きな体を生かした迫力ある動きで視線を集める。ところどころセクシーな振付も交え、観客も「これはレジェンド」「クレイジー…」と頭を抱えていた。控室で見守るマスターたちも大賑わい。印象的なパートとして話題に挙がった、指を1本ずつ折る振付を、ヨンジュンマスターは「自分が練習してきた時間を数えるというコンセプト」だと解説していた。そして1位の栄光は、748点でキム・ギュビンの手に渡った。
追い詰められるマシュー…パート割の行方は?
続いては、少年のかわいらしい恋を描いた楽曲「Say My Name」チーム。前半で流れたパート変更のやり取りの続きでは、パートを代わりたくないソク・マシューをキム・ジウンが「マシューもチームのメンバーのことも考えないとダメだよ。ここからはやりたい人がやるのではなく、やるべき人がやる時期だと思う」とたしなめる。ソン・ハンビンも「これはソロではないよね。チームとしてうまくいくことが大事だから」と同調し、ショックを受けた様子のマシューは、思わず部屋から出て行ってしまう。マシューがサブボーカル1にこだわる理由は、歌詞の半分が母国語である英語だから。このパートを担えば母が楽しんでくれるのではという思いからのこだわりだった。
胸がキュンとするような演技のパートから、制服風の衣装をまとった5人による「Say My Name」のステージがスタート。大歓声に包まれたそのパフォーマンスの全容は、次週に明かされる。
次回第10話は、4月6日(木)20時50分よりABEMAで無料独占放送される。