4月19日(水)サバイバル番組『PEAK TIME』最終話がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信され、全員がアルバイトをしながらアイドル活動を続けるチーム11時ことVANNERが栄えある優勝を掴んだ。
『PEAK TIME』はすでにデビューしているK-POPボーイズグループが、ワールドワイドアイドルの座を巡って競争を繰り広げるサバイバル番組。コロナ禍で活躍の機会を奪われたり、人気が伸び悩み一度解散を経験したりと、さまざまな事情を抱えたアイドルたちが頂点を目指す。参加者は本来のグループ名を明かせず時刻を冠したチーム名でステージに上がるが、決勝でトップ6に残れば本来のグループ名を名乗ることができる。見事頂点に輝いたチームには賞金3億ウォンとアルバムの発売、またグローバルショーケースという特典が与えられる。審査員はティファニー(少女時代)、ギュヒョン(SUPER JUNIOR)、イ・ギグァン(HIGHLIGHT)、パク・ジェボム、キム・ソンギュ(INFINITE)、ライアン・ジョン、シム・ジェウォン、ムンビョル(MAMAMOO)の8名。
ファイナルステージに残った6チームはオリジナルの新曲で競い、グローバルファンの投票結果によって優勝チームが決まる。前回の放送後から6日間投票が行われ、さらに生放送に行われたリアルタイムでのグローバル投票とテキスト投票を合算して優勝が決まる。
最終ラウンドに残ったのは、チーム11時(VANNER)、チーム7時(MASC)、チーム8時(DKB)、チーム24時(ソロ選抜)、チーム13時(BAE173)、チーム20時(M.O.N.T)。
トップバッターで出場したVANNERは審査員ライアン・ジョンの曲「Prime Time」をパワフルかつ軽快なダンスで披露、審査員たちからも絶賛を受け「ライブ、パフォーマンス、チームの団結力の全てが完璧なチームで最高だと思いました」と言わしめた。
そんなVANNERは293,219票を獲得し見事1位に輝き、優勝となった。メンバーのヘソンは涙が止まらない様子で「僕たちVANNERに投票してくださった多くの皆さん、ありがとうございます。僕たちを愛してくださった代表はじめ、メンバーのご両親の皆さんにも感謝します」と言い、番組やスタッフほか関わってきたすべての人への感謝を述べながら嗚咽、そして「僕たちだけでなく他のアイドルのみなさんも頑張っています。たくさん愛を送ってください」と大勢の観客に向けてメッセージを贈った。アシアンも「僕たちがついに親孝行ができたような気がして光栄です。『PEAK TIME』を通して本当にかっこよくて個性溢れる仲間たちに出会えたのも大きなプレゼントです」と振り返り、観客や仲間たちから多くの祝福を受けた。
戦いを見守ってきたMCのイ・スンギは「本当に感動的です。最初にこのステージに立ったVANNERのステージが今でも鮮やかに思い出されます。アルバイトをしながら生計を維持して、その最中にも夢を見失わずここまで駆け抜けてきました。お母さまも泣いてらっしゃいます。心からおめでとうございます!」と賛辞を贈った。SNSでも「涙がとまらない」「本当によかった」「こんなに素敵な番組あるの?!」「感動しました」などの声が続々とあがっている。
また「PEAK TIME」最終回の結果は以下の通り。
1位:VANNER(チーム11時)293,219票
2位:MASC(チーム7時)257,826票
3位:チーム24時 245,863票
4位:DKB(チーム8時)131,901票
5位:BAE173(チーム13時)127,476票
6位:M.O.N.T(チーム20時)112,361票
なお、チーム24時のムン・ジョンオプ(元B.A.Pのメンバー)、ビョンジュ(元ToppDoggで現XENO-T)、GON (ARGONのメンバー)、ヒド(B.I.Gメンバー)の4人は今後もチーム24時として活動していくことも発表された。