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 東出昌大が19日、都内で行われた映画『Winny』の大ヒット御礼舞台挨拶で共演女優・木竜麻生を「華やぐ」と称賛した。

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 ネット史上最大の事件ともいわれた禁断の実話を映画化。不当逮捕から無罪を勝ち取った天才開発者・金子勇氏の7年の道のりを描く。舞台挨拶には東出、木竜、三浦貴大、松本優作監督が登壇した。

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 東出と木竜は『菊とギロチン』(2018年)以来の共演。東出は「柔和だし、明るいし、木竜さんがいると自然と現場が明るくなって華やいだ」と絶賛し、三浦も「芝居に対しても一生懸命」と太鼓判。共演者からの賛辞に当の木竜は「恥ずかしい!今日は大ヒット御礼なのに、こんなに私が喜ぶ会でいいの!?」とモジモジしていた。

 さらに東出は木竜の魅力について「技術がつくと自分を可愛く見せることや綺麗に見せることを覚えがちで、素直に居続けるのは難しいこと。でも木竜さんはそれをなされている」と熱弁。三浦は「もう今日は木竜さんを褒める会!」とニヤリとし、東出も「今日の舞台挨拶はホンワカですね~」と楽しそうだ。

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 木竜が本作の舞台挨拶に登壇するのはこの日が初。これまでの舞台挨拶では登壇者が男ばかりだったことから、初々しい木竜の参加に三浦は「毎回こういう舞台挨拶だったらいいのにね~」とリラックスモードで、東出も「初日とかの舞台挨拶は緊張でガチガチになるし、マスコミもいるからネットニュースの見出しのこととかを考えちゃいますよね」と本音でトーク。さらに三浦は「今日は大ヒット御礼ということで映画もヒットしているわけだから、そういうのはもういいでしょ!?」とぶっちゃけて、東出も「開き直りだ!」と爆笑しながらツッコんでいた。

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 公開から約1か月の月日を経たが、現在もチケットが取りづらいなどロングラン大ヒットを記録中。松本監督は「こんな経験ないというくらい『観たよ!』というメールを沢山いただく」と反響を実感しており、革新的なソフト「Winny」を開発した金子勇役の東出も「僕の個人のホームページに、生前の金子さんを知る方から沢山ご連絡を頂いたりした。そのような反応の来かたは初めてのことです」と作品の広がりを肌で感じていた。

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取材・文・写真:石井隼人
 

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