ハンギョルの存在感が強すぎることが悩みだったBAE173が、グループのカラーを見出し、ファイナルで最高のステージを披露した。
【映像】ハンギョルだけが人気…アイドルグループの悩み(1時間26分頃~)
4月19日(水)20時40分より「PEAK TIME」の最終回となる#11がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。すでにデビューしているK-POPボーイズグループが、ワールドワイドアイドルの座を巡って競争を繰り広げるサバイバル番組だ。コロナ禍で活躍の機会を奪われたり、人気が伸び悩み一度解散を経験したりと、さまざまな事情を抱えたアイドルたちが頂点を目指す。ファイナルラウンドでは6チームが1位の座を巡り、ステージを繰り広げた。
「『PEAK TIME』は人生において一番輝かしい瞬間」
本番を前に、事務所の社長へファイナル進出を報告する、チーム13時ことBAE173。社長は「事務所は積極的に支援してあげられなかったけど、君たちが努力した結果だ」とメンバーをねぎらう。ハンギョルは「もし1位を獲れたら、宿舎を引越しさせてください」と社長へ直談判。これに社長は「もし1位になったら君が行きたいところへ引っ越しさせてあげよう。賞金の3億ウォンにさらに3億ウォンを上乗せしてあげるよ」と約束し、メンバーは沸き立った。
「PRODUCE X 101」に出演しX1としてデビューした経験を持つハンギョルは「僕は3回目のサバイバル出演ですよね。これが最後なのかどうか気になっていて」と社長に尋ねると、社長は「最後だと思うよ」と返答。番組が始まった当初は、ハンギョルとグループの認知度にかなり差があることを気にしていたと語るメンバー。ハンギョルは「僕たちのチームは、ここに出演する前は方向性を見失っていました」と振り返り、「現在僕たちのチームは自分たちのカラーを見出した感じがします」と実感を語る。ジェイミンも「全体的にチームのテンションがワンランクアップしました」と自信たっぷりに話し、ムジンは「『PEAK TIME』は自分たちにとって、一番記憶に残る番組、人生において一番輝かしい瞬間だと思います」と感謝を伝えた。
ファイナルラウンドでBAE173が披露する新曲は、KENZIEがプロデュースを務める「GT」。「大変な瞬間があれど、最後まで行くんだ」という意思と自信が込められたパワフルな曲だ。8人は頭の上を跳び箱のように飛んでいくような振付など、アクロバティックな振付をこなし、気迫に満ちたパフォーマンスで圧倒した。
ハンギョル「5位という順位、僕は幸せです」
パフォーマンスのプロデュースをした審査員のシム・ジェウォンは「今回のステージは皆さんの強みを思う存分出してくれたと思います。トップ6の中で一番アドバイスしないといけないチームだったんですが、すべて受け入れて、改善と修正をしてくれました。時間がないにもかかわらず、パフォーマンスに加えて生歌も練習せねばならない。非常に大変な練習量でしたが、全部こなしてくれました。これによってさらに成長したと思います」と激励した。
ムンビョル(MAMAMOO)は「鳥肌が立ちました。ステージと私たちの距離はある程度開いてますよね。しかしながら、そのエネルギーがここまで伝わってきました。それはなかなか簡単なことではないと思います。海外の公演を見ているかのような素晴らしいステージでした」と笑顔で称える。ギュヒョン(SUPER JUNIOR)は「この曲は『光化門で』(ギュヒョンのソロ作品)を作ったKENZIEの曲なので、非常に仲間意識を感じます。BAE173はラウンドを重ねるごとに生歌が物足りないと言われていましたが、そこを見事に乗り越えてくれました。今日のステージは今までの『PEAK TIME』のBAE173の中で最高だったと思います」とコメントしていた。
グローバル投票の結果、BAE173は5位に。累積投票数127,476票を獲得した。ハンギョルは「5位と言う順位、僕はとても幸せです。ここまで来られただけでも本当に幸せで、ステージをすることができました。ファイナルまで頑張ってくれたメンバーのみんなが誇らしいですし、本当にかっこいいです。また参加者のみなさん、審査員のみなさん、制作サイドのみなさん、本当にありがとうございます。これからもっと頑張るBAE173になりたいと思います」と万感の思いを伝えていた。