「効率が悪いから今すぐ廃止すべき」現役京大生芸人わっきゃいがアメリカのヤード・ポンド法に怒りの主張を掲げ、ハーバード大卒のパックンと激突した。
26日、ABEMAにて『マッドマックスTV論破王』が放送。『打倒パックンガチンコディベート対決』に現役京大学生芸人のわっきゃいが参戦した。
お題は『ヤード・ポンド法は アリorナシ』。ヤード・ポンド法とは、わっきゃい曰く「アメリカでは何かを測る時にヤード・ポンド法という独自の測り方があっていろんなものの基準になっている。国際的にもいろんなものの測量の単位として使われる」とのこと。ナシを主張するわっきゃいは、アメリカのヤード・ポンド法は複雑で尚且つその数字も適当であると説明。
なのに「飛行機の燃料だったりとか色んなものに使いまくってみんな混乱してる」といい、「1インチが誰かの親指の大きさ。1フィートが誰かの足の大きさ。マイルに関しては恣意的な数字を投げているだけ。それを真面目に何十年間もずっとやってて大事な算数の勉強の期間みんなそこでつまずく」と自らの幼少期を振り返り憤慨。「効率が悪いから今すぐ廃止すべきだと思います」と強く訴えた。するとパックンは余裕の表情で「良いね」とわっきゃいの主張を絶賛。スタジオからは「やばい」「全然動揺してない」と声が上がった。
わっきゃいは「燃料の単位も航空業界の中でマイルを使っているがために悲惨な事故が起こったことがあった」と説明。「ヤード・ポンド法は効率が悪いからナシなんだと向き合わないとどういう悲劇が起こるか。アメリカは非常に影響力の大きい国だから結局みんなアメリカに合わせないといけない」と熱弁した。「強制的にナシってことにしないと一生変わらない」という主張にパックンが「でもそれは人の文化を否定してるから」と苦言を呈そうとするとさらに熱くなったわっきゃいは、怒りまじりの流暢な英語を披露しスタジオも思わず大ウケ。対決が終わると拍手が起こった。
スタジオトークでは、「ディベートを見たって感じがした」「まじで今までのは遊びでしたね」と称賛の声が続出。ハーバード大卒パックンVS現役京大生わっきゃいの勝負の結末はいかに?