17歳の俳優・りゅうたろう（今井竜太郎）と、青山学院大学に通う大学生で女優・タレントのくれは（中川紅葉）。中間告白で両思いになるも、その後ギクシャクしていた2人を隔てていたのは、歳の差だったことが明らかに。りゅうたろうは「歳とか関係なしに好き」と想いを伝え、くれはを熱く抱きしめた。
【映像】「もう無理」美人青学生がとろけた17歳俳優との熱烈ハグ（18分頃～）
ABEMAオリジナル恋愛番組『花束とオオカミちゃんには騙されない』第9話が、4月30日（日）夜10時より放送された。
「話、噛み合わないね」気まずすぎる水族館デート
りゅうたろうとくれはのデートは、不穏な空気が漂う中でのスタートとなった。「太陽LINE」でくれはを呼び出したりゅうたろうが、この日の行き先に選んだのは、しながわ水族館。待ち合わせ場所で顔を合わせた2人は、敬語を使いつつ言葉を交わし、どこかよそよそしい。水族館の入り口へ向かって歩く、りゅうたろうとくれはの間には、大人1人が通れるほどの距離が空いており、スタジオのMC陣からも心配する声が上がった。
館内に入ってからも、ぎこちない会話が続き、くれはが「これさ、結構…デートで水族館むずくない？」とはっきり口にすると、りゅうたろうは「気まずいな。俺、誘ったんだけど」と表情を曇らせた。さらに、マンタに関するやりとりの中で、くれはが「話、噛み合わないね」と、冗談めかして笑う場面もあった。
そんな中、りゅうたろうは、脱落発表前にプレゼントしたブレスレットを、くれはがつけているのかどうか、気になって仕方ない様子。前回、アトリエで作業をした際、くれははブレスレットをつけていなかったのだ。トンネル水槽の中で、くれはが写真を撮ろうと頭上にスマホを構えると、りゅうたろうはさりげなく、くれはの手首を覗き見た。しかし、りゅうたろうの表情は暗く、この時ブレスレットは確認できなかったようだ。
くれはが涙ながらに打ち明けた「嘘」
水族館を後にした2人は、公園のベンチに腰掛け、会話を交わした。言いにくそうに、少し押し黙った後、りゅうたろうは「韓国の時はいっぱい話してたじゃん。韓国帰ってきてから、あんまり話せてないなと思ってて。それはどうして？」と単刀直入に質問。すると、くれはは「今日はそれを聞かれるんだろうなと思って」と覚悟していたことを明かしつつ、「中間告白の時に1個、嘘ついてたなと思うことがあって」と切り出した。
くれはがりゅうたろうについていた「嘘」。それは、「歳の差は気にならない」という言葉だった。くれはとりゅうたろうの年齢差は5歳。「世間的にも高校生と大学生だし、難しいって思われがちだと思うし、そう見られるし、私もそう思うし。私よりも歳が近い人もいるだろうし、そういう子の方が、話が合うんじゃないかなと思って」。これまで口に出せなかった胸のモヤモヤを吐き出すと、くれはの目から涙があふれ出した。
さらにくれはは「『どうせ僕なんか相手にされない』って言ってたじゃん。私も同じことを思ってたの」と、5歳下のりゅうたろうとの恋愛に、不安を抱いていたことを告白。くれはの想いを知ったりゅうたろうは「もし、俺がくれはちゃんと同い年でも、年上だったとしても、俺は絶対くれはちゃんのこと見つけてたし。上手く言えないけど、俺は歳とか関係なしに、くれはちゃんのことが好きです」と、当たり前のことを言うように、落ち着いた様子で語りかけた。穏やかな微笑みを浮かべ、くれはの目を見つめたりゅうたろうだったが、タイミング悪く、飛行機がゴーッと大きな音を上げながら、2人の上空を通過。りゅうたろうは「飛行機、今じゃないよ！」と笑いつつ、改めて「歳とか関係なしに、好きです。俺はくれはちゃんといる時が一番楽しいです」と想いを伝えた。
花束を渡し「似合う大人になるから…」スタジオも大絶賛
ここでりゅうたろうは「ちょっと目つぶってて」と言うと、花束を手に持ち、くれはの前に立った。花束を受け取ると、くれはは「なるほどね」と繰り返し、神妙な面持ちに。おそらくくれはは、りゅうたろうから“オオカミちゃん”なのかどうか、正体を聞かれると思ったのだろう。しかし、「嘘つかないでね」と釘を刺し、りゅうたろうが口にしたのは「くれはちゃんに似合う大人になるから、これからもずっと好きでいていいですか？」という、胸キュン度満点の質問だった。「え、終わり？」と拍子抜けするくれはに、りゅうたろうは「質問？終わり」とキッパリ。「ずっと好きでいていいですか？」という問いに「はい」と答えたくれはは、恋する乙女の表情を浮かべていた。
その後、りゅうたろうは「左手見せてもらっていいですか」と尋ね、くれはがブレスレットをつけているのかどうかを確かめた。くれはが、カーディガンの袖をめくると、そこにはりゅうたろうが贈ったブレスレットが。りゅうたろうが「この前のアトリエでつけてなかったから…」と、落ち込んでいたことを明かすと、くれはは「大事すぎて汚れたくなかったから外してた」と説明した。りゅうたろうは安心した様子で笑い、唐突に「ハグしていいですか？」と質問。くれはが「何、何、何！？」と照れまくっていると、りゅうたろうは「ちょっとハグしたいなって。だめ？」と可愛らしく尋ね、くれはは「良きです」とOKの返事をした。
りゅうたろうは、満面の笑みでくれはをハグし、頭を優しくポンポン。そして、大好きな人の温もりを確かめるように、抱きしめるその手に力を込めた。年齢差を気にしていたくれはも、年下男子の魅力にすっかりハートを射抜かれたようだ。くれはが「もう無理だ、これ。終わりだ」「好きです」と、抑えきれない恋心を素直に伝えると、りゅうたろうも「たぶん俺のほうが好きです」と返し、幸せいっぱいの様子を見せていた。
その後のスタジオトークでも、このシーンが話題に上がり、MCの横澤夏子は「くれはちゃんに似合う大人になるから、これからもずっと好きでいていいですか？」というりゅうたろうの発言を「年下から言われて一番嬉しい言葉」と大絶賛。ゲスト出演した桜田ひよりも「キュンキュンしました」と胸をときめかせていた。
『花束オオカミ』限定ルール＆共同作業の内容は？
なお、『花束とオオカミちゃんには騙されない』では、今シーズン限定の「花束ルール」が導入されている。オオカミちゃんはメンバーから2人きりで花束を渡された際、一切の嘘をついてはいけない。ただし、花束を受け取ったオオカミちゃんが正体を明かしたとしても、花束を手にしている場合、失格は免除され、最終告白へ進むことができる。花束を渡すことができるのは、１回限り。オオカミちゃんの正体を知ったメンバーが、その秘密を他言することは禁止されている。
また、シリーズ恒例の「オオカミちゃん投票」も実施。視聴者から最もオオカミちゃんだと疑われ、最多票を集めた女性メンバー1名が脱落する。そして今シーズン、メンバーたちは共同作業として、「恋人たちの春」をテーマにした、一般参加型のフラワーフェスティバルを開催。そこで目標のノルマを達成することが、最終告白へ進む条件となる。
『花束とオオカミちゃんには騙されない』とは
本番組は、ABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作。女性メンバーの中に、恋をしてはいけない役割を与えられた「“嘘つき”オオカミちゃん」が、最低1人以上潜んでいるというルールのもと、11人の男女がデートや共同作業を通して、“最高の恋”を叶えようと奮闘する姿を追いかけていく。スタジオでは横澤夏子、飯豊まりえ、滝沢カレンがMCを務め、第9話は樋口日奈、桜田ひよりをゲストに迎えた。
女性メンバーは、なぎさ（齊藤なぎさ／19歳／女優・声優）、かりん（17歳／インフルエンサー）、ちせ（24歳／インフルエンサー）、くれは（中川紅葉／22歳／女優・タレント）、まなみ（永井愛実／20歳／アーティスト）、みづき（美月／22歳／モデル）。男性メンバーは、りゅうたろう（今井竜太郎／17歳／俳優）、とうたろう（柊太朗／22歳／俳優）、おみ（夏生大湖／22歳／俳優）、マテウス（22歳／モデル・アーティスト）、ロビン（20歳／K-POP練習生）。
次回、「どうしたら大人っぽくなれるか」と悩んでいたりゅうたろうが、髪型を変え、ワイルド系男子に大胆イメチェン。一方、おみはちせとデートへ行き、「心の支えにしてほしい」と熱意をアピール。同じデートに参加したマテウスは「俺に対して、申し訳なく感じてるの？」とみづきに尋ねる。
『花束とオオカミちゃんには騙されない』第10話は、5月7日（日）夜10時より放送。
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