4月6日に任期満了に伴い大阪市長を退任した松井一郎氏が、同月29日の『NewsBAR橋下』に出演。橋下徹氏とトークを繰り広げる中で、これまでの裏話や今後の活動について明かした。
現在の心境について松井氏が「全然気楽。ポジションに就いている時は何をやるにも緊張する。飲んでいても、家にいても、どうしても張り詰めていた」と明かすと、橋下氏も「24時間365日その責任を負わされる。それこそ台風などがきた時は大変だ」と説明。市長や知事は非常時に連絡がとれるよう自宅に無線機が置かれると、その苦労を語る。
今後の活動については、「呼んでいただけるところがあれば喜んでお伺いしたい。どのようことでもと思っているが、ゆるい感じで働きたい」と率直に語る松井氏。幸せを感じるのは家族のことだそうだ。
「この3年で孫が3人できた。それから猫が2匹、トラちゃんとレオちゃん」
2匹の猫の写真を見ながら、橋下氏が「奥がトラちゃんで、レオちゃんは娘さんが連れて帰ってきた。トラちゃんが来てから、松井さんは大阪は動物に優しい都市というのを言い出した」と指摘すると、松井氏は「殺処分ゼロ。トラちゃんが我が家に来てから、犬猫殺処分なんてとんでもないなと思った。(大阪府知事の)吉村さんは杉本彩さんと会ってからだから」と説明する。
これに橋下氏は「杉本さんは動物愛護をやっていらっしゃって、一緒に食事をした吉村さんは翌日から『動物愛護だ』と。でも、政治は政治家の気持ち次第だなと思う。どういう動機であれ、政治家が旗を振ればそういうふうになる。全国で志を掲げた若い人たちに政治に出てほしい」と訴えた。(ABEMA『NewsBAR橋下』より)