2022年10月期に放送され、大きな話題を呼んだドラマ『silent』(フジテレビ系)に出演し、7月7日(金)公開の胸キュン青春映画『交換ウソ日記』ではヒロインを演じる注目の女優・桜田ひよりが、ABEMAオリジナル恋愛番組『花束とオオカミちゃんには騙されない』第9〜10話にスタジオゲストとして出演する。
現在、20歳の桜田。『花束オオカミ』は『交換ウソ日記』で共演するなぎさ(齊藤なぎさ/19歳/女優・声優)の影響で見始めたという。そんな彼女は出演メンバーの好きな人を思うひたむきな姿を見て、学びがあったそうだ。
“私もこの世界に入ってるんじゃないか”ってレベルで、感情移入しています
――桜田さんが『オオカミ』シリーズのスタジオ収録に参加するのは今回が初めてですが、どんな感想を持ちましたか?
実は収録に来るのがすごく楽しみだったんです。というのも今回のシリーズはリアルタイムで観たりしていたので、そんなスタジオに行けることがとてもうれしくて。
今回は『オオカミちゃん』なので、“この子怪しい”と予想しつつですけど、とにかくみんなが全力で好きな相手に向き合っている感じが伝わってくるので、切ない気持ちになります。キュンキュンもしますし、“私もこの世界に入ってるんじゃないか”ってレベルで、感情移入しています(笑)。
――第9〜10話をスタジオで見守ったわけですけれど、印象に残ったシーンは?
りゅうたろうくん(今井竜太郎/17歳/俳優)と、くれはちゃん(中川紅葉/22歳/女優・タレント)のやり取りにキュンキュンしました。2人で年齢差の問題を乗り越えようとしている姿がすごく良かったです。くれはちゃんは5歳上ということを気にしていたんですけど、りゅうたろうくんはそれを受け止めつつ「歳とか関係なく好きです」と伝えていて。
――りゅうたろうさんの成長を感じた?
今回の2話分で、特にそれを感じました。ほかにも、かりんちゃん(17歳/インフルエンサー)が、健気にロビンくん(20歳/K-POP練習生)に向かっていく姿も観ていて、勉強になりました。こんな風にここぞって時はガツガツ行かないと、人の心は動かせないんだなって。
――なるほど。
ロビンくんもかりんちゃんと話すことで「日本語が上手くなった」とうれしそうに言っていたし、やっぱり人と会話することって大切なんだと感じました。
たぶん私は“やりきりたい”という気持ちが勝つ
――桜田さんは現在20歳で『オオカミ』シリーズには同年代の方が多く出ていますが、“出演する側”に興味は?
出たら苦しくて、ほかの仕事に一切手がつかなくなると思うので、私は観る側が良いです(笑)。出演者ってみんな感情を表に出して、好きな相手にぶつかっていってますよね。それを観ている私たちの心が動くんだから、本人たちは本当に激動の毎日を過ごしているんだろうなって。
――脱落のシーンではみんな涙を流しますし。
今回もあそこは観ていて、切なかったです。必ず花火は打ち上がるし、逃れられない運命じゃないですか。“誰かが絶対に落ちてしまう結末”というのは、わかっていても辛いです。
――そもそも2017年に『オオカミくんには騙されない』として番組がスタートしたわけですけれど、嘘を見抜くのは得意だと考えますか?
どうだろう……(しばし悩みつつ)見抜ける自信はあります。ただ、相手が「オオカミくん」という確証があったとしても、好きという気持ちが強かったら、そのままいっちゃうと思います。
――自分の気持ちには嘘をつけないと。
そうですね。途中で方向転換はできないと思います。自分の気持ちを優先するでしょうね。
――「オオカミちゃん」として出るとしたら、嘘はつき通せそうですか?
通せると思います。相手への“申し訳なさ”みたいな気持ちが勝つ時期はどうしても出ちゃんうんですけど、自分の使命を全うしなきゃって。たぶん私は“やりきりたい”という気持ちが勝つと思います。
なーたんと曽田さんの胸キュンシーン 『オオカミ』ファンは喜んでくれるんじゃないかな
――映画『交換ウソ日記』では『花束オオカミ』出演のなぎささんと共演されていますが、現場ではどんなやり取りがありましたか?
なーたんとは常に一緒にいたんです。撮影中は濃密な時間を過ごしていて、なーたんのことはある程度、知ったつもりです(笑)。今回の『花束オオカミ』も「なーたん出てるし見よう」と思ったくらいなので。
――かなり距離が縮まったんですね。
本当に人懐っこい子ですし、誰とでも分け隔てなく喋るし、自分の感情に素直という印象は『花束オオカミ』を見ていても、まったく変わらないです。
――ちなみに桜田さんは何て呼ばれているんですか?
「ひよちゃん」って呼ばれてます。現場では基本的に食べ物の話ばっかりしていたんですけど(笑)。
――この番組が始まる前、なぎささんを取材したんですが、「食べることがとにかく大好き」と仰ってました(笑)。
そうそう…(笑)! 私も大好きなので、「ここのお店美味しそうだよね」とグルメ情報を交換していました。それと私も焼肉が大好きで、2人揃って「牛タンが食べたい」と永遠に言ってました(笑)。まだご飯は一緒に行ったことがないので、今度一緒に行きたいですね。
――高橋文哉さんとの共演はいかがでしたか。
高橋さんは、なーたんと同じように分け隔てなく、コミュニケーションを取る方でした。私がなかなか喋りかけられないでいると、高橋さんの方から喋りかけてくれて、打ち解けることができました。主演という責任感があったと思うんですけど、それに加えて、高橋さんの人柄が伝わってくるというか。コミュニケーション能力が高かったので、私も“こうなりたいな”と思いました。私は普段は静かで、基本的にお地蔵さんスタイルなので(笑)。受け身なんです。
――そうなんですね(笑)。曽田陵介さんはいかがでしたか?
曽田さんは曽田さんで、すごく良い空気感を持っていて、演技に対してひたむきでした。映画にはなーたんと曽田さんの胸キュンのシーンが結構あるので、そこを見るのがすごく楽しかったです。『オオカミ』ファンは喜んでくれるんじゃないかなって。
――ありがとうございます。次回で『花束オオカミ』は最終回を迎えるわけですが、最後に結末が気になっている視聴者へメッセージをお願いします
第9〜10話は本当にキュンキュンする回でした。最終回で恋の矢印がどう向かって、どんな結末が待っているか、私も皆さんと一緒に予想していきたいです。そして映画『交換ウソ日記』にはなーたんが出ているので、『花束オオカミ』の続きを観るような感覚で楽しんで欲しいです!
『花束とオオカミちゃんには騙されない』は毎週日曜よる10時よりABEMAにて配信。桜田ひよりがゲストで出演した第9話&10話はABEMAにて配信中。映画『交換ウソ日記』は7月7日(金)より全国公開。
テキスト・取材:中山洋平、写真:提供
映画『交換ウソ日記』
映画『交換ウソ日記』2023年7月7日(金)全国公開
【STORY】高校二年生の希美は、ある日移動教室の机の中で、「好きだ。」ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。いつも空気を読みすぎてしまう、話し下手な希美は、自分とは真逆の思ったことをはっきりと口にする、ド直球な瀬戸山を最初は苦手に思っていたが、彼を知るうちに惹かれていく。その一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていき事態は思わぬ方向へ…ウソから始まった、切ない片想いの行方は―!?
原作:櫻いいよ「交換ウソ日記」(スターツ出版文庫)
出演:高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ/板垣瑞生
監督:竹村謙太郎 配給:松竹株式会社
©2023「交換ウソ日記」製作委員会
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