「私がメンタル系の動画を出すのは初めてだと思う。」YouTuberのてんちむ(29)が、「躁鬱」「ADHD」「HSS型HSP」であることを公表した。
てんちむは8日、自身のYouTubeチャンネルを更新。中学生のころに「鬱」が発覚したことを明かし、「暴れちゃう。破壊衝動とか自殺願望とかそういうのがめちゃくちゃ強かった。激しい短気みたいな状態」と当時の様子を振り返った。現在は「躁鬱の状態はある」といい、「鬱」の時は、「生気がなく一生ベッドの上で考え事をしている」と話した。
ADHDは、YouTubeでの活動を始めたころに発覚したというてんちむ。部屋を片付けられない様子を見たファンから「てんちむってADHD?」というコメントが届いたそうで、心療内科の医師から「ADHDの傾向があるね」と言われたという。さらに、ここ1~2年で症状が悪化しているといい、海外での撮影をきっかけにものをなくすことが増え、多動症などがみられるようになったという。
内服薬をもらおうと、医師に相談すると、「ADHDの症状も個性」というアドバイスを受けたそうで「その時から自分を肯定し始めることができた」と明かした。
その医師から「HSS型HSP」の傾向があることも伝えられたそうで、「感受性が強かったり、刺激を求めるけれど、傷つきやすい、矛盾を抱えた存在」と説明。動画の概要欄では、「HSS型HSPは気質?みたいなイメージです。なので診断された!とかではなく『この傾向あるから知っといた方が楽かもね』みたいな感じで教えてくれました」と補足している。
今回の動画を投稿したきっかけについては、「SNSを色々見ていると、悩んだりする人が多いと思った。」「メンタル系のことは、完治するというよりは一生付き合っていくものだと思う。そもそも悪いことじゃない。」と、説明したてんちむ。
動画を見た視聴者からは、「苦悩しながらも頑張って生きている感じがすごく人間くさくて好きです」「てんちむがいろいろさらけだしてくれるから、勇気づけられる。」などのコメントが寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)
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