福岡出身の17歳のインフルエンサー・かりんが、片想いを続けてきたK-POP練習生・ロビンを誘い、デートへ。韓国語で書いた手紙を通じて、アーティスト・まなみ（永井愛実）との恋を応援したいと思っていることや、ロビンを好きになれたことへの喜びを伝えた。
ABEMAオリジナル恋愛番組『花束とオオカミちゃんには騙されない』第11話が、5月14日（日）夜10時より放送された。
みんなの前で「月LINE」ロビンをデートにお誘い
メンバーたちが力を合わせて準備に取り組んできたフラワーフェスティバルは、無事にノルマを達成し、大成功で幕を閉じた。脱落したまなみが復活するためには、イベントでのノルマ達成に加え、復活投票における条件をクリアしている必要があるが、まずは第一関門を突破したことを祝し、乾杯することに。そんななか、みんなの前で「月LINE」を送信した女性メンバーがいた。出会った当初からロビンに想いを寄せ、望みが薄いとわかりながらも、健気に恋心を貫いた、かりんだ。彼女が「月LINE」を使ったロビンは今、他のメンバーたちと目の前にいる。かりんは「まんちゃんは復活すると思うから」と前置きした上で、韓国語で「ロビン、明日、私に少しだけ時間をもらえませんか？」と質問。ロビンも日本語で「いいよ」と返し、2人の「月LINE」デートが実現することとなった。
翌日かりんは、普段ストレートの髪を巻き、ロビンとの待ち合わせ場所に姿を現した。ロビンがやって来ると、かりんは「今日はロビンとしたいことをたくさん考えてきたから、一緒に楽しもう」と微笑み、初めに卓球場を訪れた。以前にかりんが好きなスポーツを聞いた時、ロビンは卓球と答えていたのだ。卓球対決は、かりんが勝利し、ロビンは罰ゲームとして“デコピン”をされることに。番組が始まった当初、かりんはロビンを前にするとモジモジしてしまい、普通に会話をすることすら難しい様子だったが、この時の2人の間には、実に楽しそうな雰囲気が充満していた。
何度も練習した韓国語で「応援しています」
卓球場を後にした2人は、東京タワーの麓へ移動。公園の芝生に座り、かりんは「ロビンが前、東京タワー見たいって言ってたから」と、この場所を選んだ理由を説明した。そして、「ロビンにお手紙を書いてきた」と切り出した、かりん。実はこの時すでに、かりんは最終告白に参加しない意思を固めていたのだ。以前にアトリエで作業をしていた際、かりんはちせに「もうロビンはまんちゃん（まなみ）のことが好きだし、気持ちも固まっていそうで。最終告白にはかりんは立たないようにしようかな」と、自身の考えを吐露。その上で、手紙を書きたいと思っていることを明かし、韓国出身のちせに「韓国語を教えてほしい」とお願いした。その後、かりんはちせが話す韓国語を録音し、発音を繰り返し練習。最後にどうしても、正しい発音で伝えたかった言葉。それは「応援しています」という、心からの想いだった。
ここで映像は再び、かりんとロビンのデートシーンに。かりんは韓国語で書いてきた手紙を読み上げた。「ロビンへ。ロビンを前にするとうまく話せないので、手紙を書いてきました。今回、月ラインを使ったのは、まんちゃんが戻ってきたら、その後の時間は2人で使ってほしいから。私にとってロビンとの思い出は、大切な宝物です。私はロビンに恋をすることができて、本当に良かったと思っています。これから先もずっと、応援してます」。最後の「応援してます」という一言は、微笑みながらロビンの目を見つめ、心を込めて伝えたのだった。
ロビンからのプレゼントにかりん感激
ロビンは「僕に月LINE使ってくれてありがとう。楽しかった」と感謝した後、少し寂しそうな表情に。そして、本番組の撮影終了後は韓国へ帰り、次の来日はいつになるかわからないと、今後の予定を打ち明けた。その場はしんみりした空気に包まれ、かりんは「悲しくなってくる。楽しかったのにな」とポツリ。しかしこの後、思いがけず嬉しい展開が、かりんに待っていた。「2人での時間が最後だと思うから、僕もかりんちゃんにあげたいものがある」と切り出し、リボンがかかった小さな箱を取り出した、ロビン。驚きつつ、かりんが箱のふたを開けると、白い花があしらわれたヘアアクセサリーが入っていた。ロビンにアクセサリーをつけてもらい、かりんは「嬉しすぎる。ありがとう」と感激しきり。ロビンも「よく似合う。良かった」と、嬉しそうに目を細めた。
2人の背後には東京タワーがそびえていたが、あえてかりんは、展望台に行かず、ここでデートを終わらせることを選んだ。「東京タワーはまんちゃんと2人でのぼってほしい。だから今日はここまで」。こうしてかりんは、最後までロビンの幸せを願い続け、自身の恋心にピリオドを打ったのだった。
『花束オオカミ』限定ルール＆共同作業の内容は？
なお、『花束とオオカミちゃんには騙されない』では、今シーズン限定の「花束ルール」が導入されている。オオカミちゃんはメンバーから2人きりで花束を渡された際、一切の嘘をついてはいけない。ただし、花束を受け取ったオオカミちゃんが正体を明かしたとしても、花束を手にしている場合、失格は免除され、最終告白へ進むことができる。花束を渡すことができるのは、１回限り。オオカミちゃんの正体を知ったメンバーが、その秘密を他言することは禁止されている。
また、シリーズ恒例の「オオカミちゃん投票」も実施。視聴者から最もオオカミちゃんだと疑われ、最多票を集めた女性メンバー1名が脱落する。そして今シーズン、メンバーたちは共同作業として、「恋人たちの春」をテーマにした、一般参加型のフラワーフェスティバルを開催。そこで目標のノルマを達成することが、最終告白へ進む条件となる。
『花束とオオカミちゃんには騙されない』とは
本番組は、ABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作。女性メンバーの中に、恋をしてはいけない役割を与えられた「“嘘つき”オオカミちゃん」が、最低1人以上潜んでいるというルールのもと、11人の男女がデートや共同作業を通して、“最高の恋”を叶えようと奮闘する姿を追いかけていく。スタジオでは横澤夏子、飯豊まりえ、滝沢カレンがMCを務める。
女性メンバーは、なぎさ（齊藤なぎさ／19歳／女優・声優）、かりん（17歳／インフルエンサー）、ちせ（24歳／インフルエンサー）、くれは（中川紅葉／22歳／女優・タレント）、まなみ（永井愛実／20歳／アーティスト）、みづき（美月／22歳／モデル）。男性メンバーは、りゅうたろう（今井竜太郎／17歳／俳優）、とうたろう（柊太朗／22歳／俳優）、おみ（夏生大湖／22歳／俳優）、マテウス（22歳／モデル・アーティスト）、ロビン（20歳／K-POP練習生）。
次回はついに最終回。予告映像には、5人の男性メンバーが最終告白に臨む様子と共に、赤い風船が空へ飛んでいくシーンが収められている。“オオカミちゃん”は一体誰だったのか…。
『花束とオオカミちゃんには騙されない』第12話は、5月21日（日）夜10時より放送。
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