ナスDが「年に一回くらい墜落事故がある」というネパールのデンジャラスエアポート発・飛行機に乗り込む場面があった。
『ナスD大冒険TV』では、「天空のヒマラヤ部族 超完全版 春〜夏そして、2回目の冬絶景 編」と題した企画がスタート。合計で150日間におよぶ長期取材の模様をお届けする。
実は120年前にたった1人でチベットを訪れた日本人がいた。それは仏教の大蔵経を求めた河口慧海という人物。取材班は1人でチベットに向かった慧海の道のりを探るため、まずは慧海の出発地点、交易の中枢を担ったジョムソン村へ飛びことに。
ナスDが「ジョムソン村ってどんなところですか?」と聞くと、元テレビ朝日の“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏は「ダウラギリとかアンナプルナとか8000メートル級の山があって、そこに登りたい登山隊がくるんだよね。今は観光の基地。素晴らしいところですよ」と説明した。
まずはポカラ空港から飛行機で向かうこととなったが、大谷氏は同空港を「三大デンジャラスエアポート(のひとつ)ね。ネパールの」と紹介。ナスDが「墜落したこともあるんですか?」と聞くと、大谷氏は「(ネパール国内では)年に一回くらいあるんじゃないかな」と淡々と回答。ナスDは「年に一回だと結構多いですね」と反応した。
朝6時、風の少ない早朝に飛び立つ飛行機。続けて大谷氏が「一番の難関はね、この後のゴラ谷っていう峠越えなんですよ。その後、カリガンダキって言って、8000メートル級のアンナプルナとダウラギリの間に入ってる谷に入るんだけど、カーブしてるから結構難しいの。だからそこで(飛行機が)よくぶつかるのね」と語ると、スタジオからは「怖え……」と悲鳴の声が上がる。
ジャンボジェット機のような自動運転ではなく、自分の目で見て操縦する有視界飛行のため、安全性は天候に大きく左右される。操縦席に座ったパイロットも事故らないようにしっかりとお祈りしていた。
それからナスDを乗せた飛行機はフライト開始から25分で、無事にジョムソン空港へと到着。視聴者は「この飛行機凄い、、怖…」「デンジャラスエアポート、こわ!」「なに?命懸け??」といった声をネット上に寄せていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)