「ずっとやり続けていたら上手くなるし、仲間も集まってくる」山田孝之&阿部進之介、“映画づくり”への想いを語る
【映像】山田孝之&阿部進之介に完全密着!横浜国際映画祭舞台裏

 俳優の山田孝之と阿部進之介が、映画プロデューサーとしても活動している短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」のプロモーションのため「第1回 横浜国際映画祭」に参加した。

【映像】山田孝之&阿部進之介に完全密着!コムドットやまとや沢村一樹も…横浜国際映画祭舞台裏

 山田、阿部らが発起人となり、2021年に始めた「MIRRORLIAR FILMS」は、クリエイターの発掘・育成を目的に生まれた短編映画制作プロジェクト。これまでに、俳優の齊藤工、柴咲コウ、志尊らが監督として参加し話題になっていた。

 プロジェクトの原点となったのは、2019年公開の映画『デイアンドナイト』。この作品で阿部は企画・原案・主演を務め、山田は、脚本・プロデュースに携わった。2人はプロジェクトを起こした際の心境を語った。

阿部「『デイアンドナイト』という映画を僕が作りたいとなった時に、その時(山田と)作品を作っていたので、何気なく話したんです。彼が参加したいと、プロデューサーとして勉強したいから入れてくれって言ってくれて。俳優ってどこか1人で責任を持つっていう感覚が強いんですけれど、メディアに出るときもそうですし、もちろん個人的な責任はありますけれど。やっぱり自分一人で役と向き合って自分で発信する。だから、みんなでどうする?って考えられるだけで、僕からしたら新鮮というか、そういう仲間がいてくれて頼もしいです」

山田「なかなか新しい挑戦って怖くて出来ないじゃないですか。怖い理由のほとんどが、人の目。どんなことにも賛否はあって、否定的意見を恐れるけれど、そうすると行動に移せない。いわゆる失敗とみなされることはある。トラブルも。それは初めてやることだから当然であって、それで心が折れるんじゃなくて1歩踏み出すということが、99%の人は出来ないので、1歩踏み出した時点で1%の人になるわけですよ。やり続けていれば、そこの目標に向かう中で、仲間は勝手に増えていくし、最初にみんな仲間を探そうとするんです。でも野球がしたいからといって、全員分のグローブとバッドとボールとグラウンドがあって、じゃないと野球できないよね?と言っているようなもの。そうではなく、1人でまず、球がなければ石でもいいし、壁に当ててやっててもいい。そうすると、それに興味がある人が1人来るかもしれない。そうしたら次はキャッチボールが始まるわけだから、そうやって物事って進んでいって、いずれ形になっていくものだから、まずやってみようぜという。まず壁にボールを当ててみればいい。ずっとやり続けていたらどんどん上手くなるし、勝手に仲間も集まってくるから。そういうことを伝えたいです」

 「横浜国際映画祭」のレッドカーペットには、俳優の竹中直人柄本明、寺島進ら豪華俳優が集結。船上パーティーでは、映画祭に出品された作品のキャスト・スタッフによるプレゼンテーションが行われ、山田、阿部は各出演者たちとの交流を楽しんでいた。(『ABEMA NEWS』より)

【独占】山田孝之&阿部進之介に完全密着!コムドットやまとや沢村一樹も…横浜国際映画祭舞台裏 
【独占】山田孝之&阿部進之介に完全密着!コムドットやまとや沢村一樹も…横浜国際映画祭舞台裏 
恋と知った日
恋と知った日
肝臓がんで余命4年…「妻に何もいい思いをさせてない」71歳パン職人が妻を想い熱唱