エクソシストによる悪魔祓いで、悪魔に取り憑かれた人々が苦しそうに絶叫するシーンを見た小籔千豊が、名だたるコメンテーターも「ノーコメント」だと困惑する一幕があった。
『BAZOOKA!!!』は、「アブナイ場所」「ヤバい人」「都市伝説」に敢えて首を突っ込んでいくジャーナリズムバラエティ。MCを務めるのは小籔千豊、水原希子。レギュラーメンバーとして野性爆弾・くっきー!、中嶋イッキュウ、平本蓮、シソンヌの長谷川忍が出演する。
番組宛てに、イタリアのローマに暮らすコーディネーターのアルベルトという男性から一通のメールが届いた。そこには「イタリアに悪魔に取り憑かれている街があるそうです。一緒に行って悪魔のいい画を撮りませんか?」と書かれており、『BAZOOKA!!!』取材班は真相を確かめるためにイタリアに飛んだ。
中心地・パレルモで取材を進めていると、悪魔に取り憑かれた場合は、教会から正式に許可をもらったエクソシストに任せることがわかった。エクソシストとはバチカンの司教から認められた者のみがなれる神父界の超エリートで、イタリアに置いて重要な存在なのだという。
取材班はエクソシストのマウロ・ビッレッタさんに会い、悪魔祓いをしている様子を見せてもらえることに。その悪魔払いは、悪魔に取り憑かれているという男性と話をするだけのカウンセリングのようなものだった。ホラー映画のシーンのような悪魔祓いの様子は見ることができず、取材班はイタリアを後にすることになった…。
これで今回の企画は終わりかと思いきや、後日、アルベルトから送られてきたという別の悪魔祓いの動画をスタジオで流すことに。ある昼下がりの教会。その協会には100人以上の悪魔に取り憑かれたという人々が集まっていた。悪魔が嫌がるという聖書の言葉をエクソシストが読み上げると、人間の体に取り憑いた悪魔が暴れ始めた。大泣きする人や、謎の言葉を大声で発する人、苦しみ叫びながら床を這いつくばる人などの姿が映し出されていた。
VTRが終了すると、スタジオメンバーが反応に困り黙り込む姿が映し出された。口火を切った小籔は「これ、どういう気持ち?最後、ガチっぽい映像。ホンマに可愛そうやなとか思うし、嘘か本当か確かめたい気持ちもあるけど…。あれ全体がウソだとは思えないけど…。うぇ~~~って叫んでた人、オシャレなブーツ履いてたけど、履くときは叫んでたのかなとか。すごいVTR降りむずいっすね。これは柴田理恵さん、鈴木奈々さん、矢口真里さんでもノーコメントだと思いますね」とコメントした。