なんとも“意外な場所”に作られた日本庭園がSNSに投稿され、話題を集めている。
荘厳な雰囲気を纏う荒々しい“動”の岩と、静謐(せいひつ)な時間を感じさせる緑を配置しながら、そこに涼やかな水の音が聞こえてくるという本格的な日本庭園。一見、由緒正しき旧家の庭先でも映したかのようなこの動画だが、なんと、撮影されたのは軽トラックの荷台。
というのも、この本格的な日本庭園が作られたのは、実は軽トラックの荷台なのだ。この動画を公開したのは、富山市観光協会。動画の中で紹介されている“軽トラ庭園”は、富山駅前広場に展示された「軽トラ庭園コンテスト」に応募された作品の1つなのだという。そんなコンテストがあること自体が驚きだという人も少なくないだろうが、さらに驚くべきはそのサイズ感と完成度。縦2メートル、横1.4メートルという、庭園としては小さな“敷地”の中に、職人たちがその技術の粋を詰め込む形で作り上げた作品なのだという。
投稿動画も既に30万回以上再生され、「何これめちゃくちゃいい!」「一応日本人だけどこんなん知らんかった」「これ絶対海外でウケるわ」「日本人の発想がヤバすぎる」 「造園業の方がこれで営業行ったら捗りそう。」「このまま車検って通せますか!?」「軽トラという現実・動と庭園という理想・静が一体となってて、見る者を不思議な気持ちにさせてくれますね。もう、全ての作品が見たいです」「五七五のルールの中で情景を伝える俳句のように、何故かその縛りがあることで、無秩序であるよりもたまらなく風情を感じる。」といった様々な反響が寄せられているこの“軽トラ庭園”。富山県が発祥となる形で、全国へと広がっているというだけに、今後も日本各地で様々な作品が登場することに期待したい。
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