『RIZIN.41』の試合後に引退を表明した格闘家の皇治が、ひろゆきに現在の心境を吐露。「負けて引退するのも美学」「最後は派手に終わりたい」と引退への展望を明かした。
23日、ABEMAにて『マッドマックスTV論破王』が放送。『打倒ひろゆきガチンコディベート対決』に皇治が参戦した。
『格闘家皇治は引退 すべきorすべきでない』のテーマで、皇治は引退すべき、ひろゆきは引退すべきでないの立場でディベートを開始。皇治は引退した後は実業家になる予定だといい、すでに6つの事業に携わっていると告白。「最後は派手に終われたらいいな」と引退への展望を明かした。
ひろゆきから「派手に振る舞って人前に出るのは好き？」と聞かれ、「好きというか、それでしか生き残れないと思っていた」と吐露。引退後も実業家として活躍しながら、人々から注目されたい思いを語った。だがひろゆきは「実業家でちゃんと実業をやってて、テレビで派手に出てる人っています？」と疑問を呈し、皇治は「いない。そこを作っていくのが俺の仕事」と返答。
するとひろゆきは「僕、経営者歴の方が長いんですけどメディアに出て『うまく言ってます』と言っている経営者で、まともな人見たことない」とコメント。皇治は「そこを消えていけへんようにするのが俺の役目」と反論したが、ひろゆきは「経営者で承認欲求がある人ってメディアの仕事を優先しちゃう」と指摘。「皇治さんの事業で世の中に知られているものって今あります？」と聞かれると「自分の名前を利用して事業をしている」とのこと。
この話を受けひろゆきは「格闘家の皇治さんがやっている広報宣伝として事業が成り立っている話」と言い、「今格闘家を辞めたら『卒業したおっさんがやっている焼肉店』」とバッサリ。すると皇治は「ほんならもう引退せんとこ！」と言って周囲を驚かせたが、「…って言いたい！俺もそっちやった。でも怪我もすごいし、そろそろおじさんになってきたからみっともない姿を見せるのは嫌」と本心を明かした。「怪我をするような戦いのスタイルを変えればいいだけ」とひろゆきに助言されていたが、「負けて引退するというのも美学」と持論を展開した。
判定はひろゆき3票、皇治1票でひろゆきの勝利。皇治は負けてしまったが、「『引退してほしくない』と言われている気になって嬉しかった」と語った。
