ABEMAの恋愛番組『花束とオオカミちゃんには騙されない』(以下『花束オオカミ』)の最終回で、年齢差5つの両想いペアが成立。くれは(中川紅葉/22歳/女優・タレント)とりゅうたろう(今井竜太郎/17歳/俳優)が、恋を実らせた。
序盤から惹かれあっていた、男性最年少メンバーのりゅうたろうとくれはだったが、5歳という年齢差が2人を悩ませた。中間告白で結ばれたものの、一時、くれははとうたろう(柊太朗/22歳/俳優)の存在も意識していたため、りゅうたろうが嫉妬心を抱く場面もたびたび……。
しかし、最終的にくれははりゅうたろうの花束を受け取った。りゅうたろうが男らしくくれはをハグした場面には、視聴者から歓喜の声が上がった。ABEMA TIMESでは年齢差を乗り越えて、両想いとなった2人を直撃。番組について振り返ってもらった。
りゅうたろうが初めての恋で学んだこと「嫉妬は辛い」
――最終回は素敵な告白でした。以前の取材で、「今まで本気で恋をしたことがない」と仰っていた、りゅうたろうさんですが、『花束オオカミ』の期間は、今までの人生で体験しなかったような時間を過ごしたのでは?
りゅうたろう: そうですね。たくさんのことを経験させてもらって、自分自身成長できたと思います。恋愛経験がないまま、この番組に参加したんですけど、参加する前は「恋愛は楽しいもの」と思い込んでいたんです。でも、実際は全然違ったというか(笑)。
――りゅうたろうさんとくれはさんはわかりやすく年齢差が障害となっていましたね。
りゅうたろう: そうですね。そういう悩みもあったし、ものすごく嫉妬もしました。
くれは: あははは(笑)。ごめんね〜。
――一方で、5歳年上の女性と接することで、見える景色も変わってきたのでは? 番組が始まる前には相応の若々しさを感じましたが、現在は引き締まった表情をされているなって。
りゅうたろう: そうですか? 本当なら、ありがたいです。
――くれはさんは、いかがでしたか?
くれは: 私の年齢で普通に生活していたら なかなか5歳下と出会う機会ってないので、そこはやっぱり戸惑いましたね。でも『花束オオカミ』を経験して「年齢だけで判断しちゃダメだな」って思わせられました 。話す前からステータスだけで「この人とは無理だな」って思い込むのはもったいないし、「人に対してこんなに誠実でいられることができるんだ」ってことを5歳下から学びました。
――りゅうたろうさんの真っ直ぐさに心が動かされたということですね。
くれは: そうですね。
――りゅうたろうさんは恋愛する中で新しい自分を発見しましたか?
りゅうたろう: 今まで、嫉妬したことって一切なかったんですけど、「嫉妬は辛いこと」って発見がありました。
――あはは(笑)。画面を通して見ていると、かわいらしく感じましたが、当事者としては辛いですよね。
りゅうたろう: 深刻な状態でした(笑)。
くれは: 深刻だったのね(笑)。
――「罪な女」ということでまとめておきますか(笑)。
りゅうたろう: 罪な女ですよ…! でも、仕方ないんです。モテちゃうので…。
くれは: どこが(笑)!? 「くれはちゃんはモテるから…」ってずっと言ってくるけど、幻想だよ、幻想(笑)。
――幻想だそうです。
りゅうたろう: ………。
――幻想とは思えない?
りゅうたろう: 思えないです。
――これからも思えない?
りゅうたろう: コクリ(首を縦にふる)。
くれは: 思っておくれよ(笑)!
くれはが気持ちに気づいた瞬間「それって、りゅうたろうのことを大事にしている証拠ですよね」
――くれはさんは恋愛する中で、新たに発見したことはありましたか?
くれは: これまではなるべく人に期待しないように生きてきたんです。傷ついた時のことを考えると、より辛くなってしまうし。でも、りゅうたろうが私にめちゃくちゃ期待してくれているのは伝わってきていて。だから嫉妬もするし、どうしても気にしちゃうと思うんです。一方で、私は「りゅうたろうに期待されてるんだ」って思えた時、すごいうれしい気持ちになって(笑)。
――そうなんですね。
くれは: そう。純粋にすっごくうれしくって。りゅうたろうの愛情表現ってすごく素敵だなと思いました。“そんな風に真っ直ぐに人を思えるように私もなりたい”って思ったし、“自分、冷めてたわ”って(笑)。
――くれはさんはとうたろうさんに気持ちがあったことも明かしていましたが、りゅうたろうさんへ気持ちが傾いた瞬間はいつだったのでしょう?
くれは: 韓国に行く前からりゅうたろうへの気持ちが大きかったんですけど、最後にとうたろう(柊太朗/22歳/俳優)としっかり話してから、答えを出したいなと思ったんです。そんな中で、とうたろうとちせちゃん(24歳/インフルエンサー)の太陽LINEデートに参加したんですけど、その時に「私が参加しているところを見ちゃったら、りゅうたろうが傷ついちゃうかも」「私の気持ちがとうたろうに向かったと思われたら嫌だな」という思いが頭をよぎって。
――なるほど…!
くれは: それって、りゅうたろうのことを大事にしている証拠ですよね。自分の中にある気持ちが確信に変わった瞬間というか。
りゅうたろう: (満面の笑みを浮かべる)
――りゅうたろうさん、うれしそうですね(笑)。
くれは: これ言ってないか(笑)。韓国に到着してから、「私が一緒にいたいのはりゅうたろうなんだ」って気づいたんです。気持ちが傾いた瞬間というよりは、気持ちに気づいた瞬間でした。
――りゅうたろうさんが気持ちに気づいた瞬間は?
りゅうたろう: 気持ちに気づいた瞬間というか、さらに気持ちが大きくなった時があって。くれはちゃんって年長組だし、普段はみんなの前だとリーダー的な振る舞いをしているんですけど、2人になるとデレデレになるんです。
くれは: それ、まじでなんなの(笑)。ずっと言ってくるけど、記憶にないんだけど……。
――どういう時にそれを感じた?
りゅうたろう: みんなと一緒にいる時は、サバサバしているというか、大人の綺麗な女性というイメージだったんですけど、2人になると、甘えてくるというか。
くれは: えぇ…! そう……?
――自覚はない?
くれは: 全然ないですね(笑)。めちゃくちゃりゅうたろうにツッコミ入れたりしているけどね。
りゅうたろう: でもふと、そういう瞬間があるんです。そんな時に「ああ、いいねぇ〜」って(笑)。
――くれはさんにメロメロですね(笑)。
りゅうたろう: はい、メロメロです。
りゅうたろう「僕が[Alexandros]に寄せていったら、ちょっとあざとすぎる」くれは「健気でかわいらしいですね(笑)」
――お互い好きなところはたくさんあると思いますが、あえて3つずつ挙げてくれませんか。
りゅうたろう: まず1番は周りのことをしっかり見ているところですね。自分よりも、仲間のことを優先するような部分です。
――確かにくれはさんの仲間思いな面は強く印象に残っています。最終回でなぎささんに向かって「もし何か抱えているのなら、1番ひとりで抱えて欲しくない人…」と伝えて、その後、オオカミちゃんだった彼女を抱きしめたシーンは、視聴者から「泣ける…」と反響を呼んでいました。
りゅうたろう: そう、とにかく優しいんです。優しいは2つ目。そして3つ目はかわいいです。行動も言葉もすべてがかわいいです。
くれは: ありがとうございます(笑)。
――くれはさんはいかがですか?
くれは: 素直、かっこいい。2つ目のかっこいいは、見た目もだし、頼り甲斐があるところ。3つ目は相手に対して底知れない愛をぶつけられる優しさがあるところ。いつでも大きな愛で包んでくれるんです。
――この取材中もずっとくれはさんへの愛に溢れているのが伝わってきますよ(笑)。ところで、くれはさん、りゅうたろうさんを、[Alexandros]色に染めなくていいんですか?
くれは: 染めたい…ですね(笑)。でもさっきりゅうたろうがスマホでindigo la Endの曲を流してて、私もめっちゃ好きで「最高!」って思いました。
――そうなんですね(笑)。以前、取材した時にくれはさんが「相手も[Alexandros]が好きだったら、それだけで”運命じゃん”って思っちゃう」って仰ってたのが、すごく記憶に残っていたもので、つい質問しちゃいました。
りゅうたろう: それ記事で見ました。でも、それを見た上で、僕が[Alexandros]に寄せていったら、ちょっとあざとすぎるかなと思って、控えていたんです。
くれは: あははは! 健気でかわいらしいですね(笑)。かわいいりゅうたろうと一緒で本当に良かった。
りゅうたろう: 何それ(笑)。
『花束とオオカミちゃんには騙されない』はABEMAにて全話配信中。
テキスト・取材:中山洋平、撮影:藤木裕之
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