2021年9月、無期限の活動休止を発表したGACKTが本格的な音楽活動復帰を果たし、音楽活動復帰のウラ話を明かした。
GACKTは、2021年8月、体調不良が原因で、イベントやテレビ番組への出演を軒並みキャンセル。翌月、公式サイトで、体調の悪化と重度の発声障害により、無期限の活動休止を発表した。
ーー活動休止中の病状について教えてください。
「本当に意識がなくなって、発声障害にまでなってしまって、声が出なくなって話せなくなって、体重も10㎏くらい落ちたのかな。その時はさすがにちょっとまいったなぁ」
ーー引退を考えましたか?
「最初はそれも(引退)よぎったんだけれど、でもここで諦めたらGACKTじゃないだろうって。折れそうになったことは何度もあるんですけれどね。でも。それでもやっぱりもう一度みんなの前に立って。歌を届けたいっていう思いが、強かった」
その後、治療とボイストレーニングに励んだというGACKT。活動休止をきっかけに、気づいたことがあるという。
ーーつらい病状の中なぜ前向きにリハビリできたのですか?
「ファンの『待っている』というメッセージが何より支えてくれたというか、背中を押してらえる幸せってあると思う。やっぱり待っている人がいる、帰らなきゃいけない場所があるっていうのは、何よりもの幸せなんだなってことに気づいて、そうであるならできるとこまで頑張ろうと思えたし、それが一番の原動力でした」
そして2023年3月、およそ2年ぶりとなるツアー「LAST SONGS 2023 feat. K」を開催。このライブで本格的な音楽活動の再開を果たした。
ーー音楽活動復帰となるツアーでしたが緊張や不安はありましたか?
「僕的には自分が想像したよりも、思ったよりも早く回復できたので、緊張とか不安とかっていうのは全くなくて、まずはみんなに『ただいま』っていう場所として今回のライブをお披露目の場としていました」
復帰となったこのツアーは、2021年に開催された全国ツアーと同様にシンガーソングライターのKを迎え、バラードとミディアムナンバーだけで構成。うっとりする歌唱パートと、軽快なMCパートのギャップが見どころの1つだ。
ーー「GACKT LAST SONGS 2023 feat. K」の見どころを教えてください。
「このライブってやっている曲って切ない曲とか悲しい曲が多くて、そのムードをまったくひっくり返すように、MCは本当にくだらないことを話していて、ジェットコースターみたいなそんなライブなんです。泣いて笑って泣いて笑って泣いて笑って情緒不安定なライブという」
「このLASTSONGSもKの下ネタがうけなくなったら、やめたいと思います(笑)。ライブっていう名のKの一人しゃべり 9割はKの漫談だから、歌は1割しか歌っていないんで」
このライブの模様は、6月4日までABEMA PPV ONLINE LIVEで配信中。LIVE本編の映像に加え、2つの別アングル、そして、GACKTとKによるライブ解説を楽しむことができる。
さらに、7月4日には、GACKTの生歌が楽しめるランチ&ディナーショーが開催される。(『ABEMA NEWS』より)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上“西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・『今日好き』小國舞羽さんのリアルな買い物事情