夜の東京湾に臨むピン芸人のチャンス大城。狙うは、海底に潜むある“大物だ”。
東京湾では水質変化や水温上昇などにより獲れる魚に変化が起きており、異変は今が旬のアナゴにも。最近は1メートル超えのクロアナゴが“入れ食い”だという。
30年前にアナゴ釣りがブームとなり、その数が激減。しばらく下火となっていたが、最近アナゴの数が増えだしブーム復活の兆しも。果たしてチャンス大城はお目当ての巨大アナゴを釣り上げることができるのか。
船に乗ること30分、巨大アナゴ釣りスポットである神奈川・南本牧ふ頭のコンテナヤード前に到着。横浜ランドマークタワーからおよそ7キロとかなり都会の海。
Knot Enoughの森聡之船長は「ここは埋立地で、作る時に基礎になる石をいっぱい入れている。ここがちょうど石の斜面になっていて、石の隙間に狙いの魚がいる」と説明。
使用する針はかなり大きく、エサはイカ。約20メートルの海底に巨大アナゴは潜んでいるという。釣りロケ初挑戦のチャンス大城は、早速の当たりにも「地面に引っかかった?」と勝手がわからず、釣り上げることができない。
「(糸が)たるんでいる時にアナゴがかかっても絶対気づかないので、常に張っててください」というアドバイスを受けるも、チャンス大城は細かい感覚がつかめず苦戦。
釣り開始から2時間、大きな当たりが。今度は針が外れないように慎重に糸を巻き上げると、巨大アナゴの姿が水上へ。そのサイズは100センチ。「でかい!怖い!」あまりの大きさに恐怖を覚えるほど。
その5分後、もう一匹、109センチの大物を釣り上げた。
森船長によると、「シーズンは4月から7月頃、アナゴが夜行性のため夜釣りが基本。クロアナゴの120センチ級は年間3〜4本、150センチ級になると2〜3年に1本上がる程度。チャンスさんのように初心者で100センチ超えはなかなかいない」という。
一連のロケの様子を見た番組MCの千原ジュニアは「入れ食いということで見てたけど、そうじゃなくて、チャンスの運がほんまにあったんや。さすがやな」と驚いていた。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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