ABEMAの恋愛番組『花束とオオカミちゃんには騙されない』(以下『花束オオカミ』)の最終回で、まなみ(永井愛実/20歳/アーティスト)とロビン(20歳/K-POP練習生)が想いを伝え合い、見事両思いペアとなった。
序盤から惹かれ合っていたまなみとロビン。『花束オオカミ』出演メンバーの中にも“2人の間には入れない”、そんな空気感が漂っていた。そんな中「オオカミちゃん」の正体を予想する視聴者投票の結果、まなみが最多票を集め、脱落が決定。2人の運命は引き裂かれたかのように思えた…。
しかし、まなみは、その後に行われた「復活投票」で目標の票数を集め、見事復活を果たした。苦難を乗り越えた2人は最終回の告白のシーンで、幸せオーラ全開。視聴者から多くの反響が寄せられた。ABEMA TIMESではそんな2人を直撃。番組について振り返ってもらった。
まなみ「復活することは当たり前じゃない」ファンとメンバーに感謝
――まずはまなみさん復活おめでとうございます。それから最終回の告白と、お2人は素敵な結末を迎えましたね。
まなみ: ありがとうございます! そうですね、まずは復活できたことが本当に大きかったです。私以外10人のメンバーと投票してくださった方たちのお陰ですね。でも応援してくださった方にはありがたい気持ちがもちろんありつつ、申し訳ない気持ちもあって。
――それはなぜ?
まなみ: 復活することが当たり前じゃないからです。今ままでだって復活できなかった方はいたじゃないですか。でもそんな中で「まんちゃん(まなみの愛称)が脱落しちゃったからクラスのみんなに復活投票のお願いをしたよ! でもごめん30人しか協力できなかった…」っていうメッセージをSNSでもらって。でも私としては「えっ、30人も…!」って気持ちだったんです……。
――そんな風に時間とエネルギーを割いて活動してくれることへの「申し訳なさ」というか。
まなみ: そうかもです。「ありがたいけれど、すみません…」みたいな。当たり前じゃない優しさを感じてもちろんうれしさもあったし、いろんな感情に襲われていました。
――一方でロビンさんもまなみさんを信じて待っていたわけです。
まなみ: 待っていてくれて、本当にありがたかったし、こうして今があるのは、ロビンくんのお陰だって思っています。助けられた部分が本当に大きかったですし、もう1回会うことができて、ホッとしているのと、成立して、応援してくださっている方々に良い結果報告ができたことがうれしかったです。
――ロビンさんは素敵な結末を迎えていかがですか?
ロビン: まなみちゃんとここまでくることができて、本当に良かったです。そして、まなみちゃんの復活を願って、視聴者投票してくれた皆さん、本当にありがとうございます。そんな気持ちでいっぱいです。
――放送前の取材の時に比べ、格段に日本語が上達されていて、驚いています(放送前の取材では通訳が同席。しかし今回の取材では、自身の言葉で語る場面が多かった)。やはりメンバーたちと過ごした3か月間が大きかった?
ロビン: はい。まなみちゃんとたくさん一緒の時間を過ごしたし、ちせちゃん(24歳/インフルエンサー)やマテウスくん(22歳/モデル・アーティスト)がいたので、韓国語や英語で話もできました。翻訳機も大活躍してくれました(笑)。
――最初はコミュニケーションという意味で不安があったと思いますが、楽しい時間になりましたか?
ロビン: はい!
ロビン「まんちゃんと出会ったことで、明るい一面を引き出してもらった」
――収録を重ねる中で、特に印象に残っているシーンは?
ロビン: たくさんあるんですけど、1番記憶に残っていることはやっぱりまんちゃんの復活です。僕も含めて、みんながまんちゃんの復活のために一生懸命だったので、心に残っています。
まなみ: 私も復活できたことと脱落した時のこともすごく印象に残っています。アトリエではずっと笑っていたし、作業は楽しかったです。みんなでよくTikTokの動画撮影していたことも印象に残っているかな。メンバーの中では、りゅうくん(今井竜太郎/17歳/俳優)とかりんちゃん(17歳/インフルエンサー)は天然な魅力で、面白かったですね。すっごいかわいい2人でした。
――この3か月間、様々な経験や作業を通じてお互いのことを知っていったと思いますが、最初に抱いた印象から変わらないところ、また時間を経て変わった点があれば教えてください。
まなみ: 仲が良くなったので、やっぱりそういう部分で面白くなりました。ロビンくん、すごくはしゃいだりするんですよ!
――番組の中では割とクールな印象でしたけど、まなみさんの前だと違うんですね(笑)。
まなみ: 私がふざけたら、一緒にふざけてくれます。変なポーズしたりするよね?
ロビン: あはっ(笑)。カメラがまわっていない時はふざけたりします。でもこれまでの自分は静かなキャラだったけれど、まんちゃんと出会ったことで、明るい一面を引き出してもらったと思います。
まなみ&ロビンの気になる“今後”とは?
――まなみさんとロビンさんは、序盤、なぎささん(齊藤なぎさ/19歳/女優・声優)を含めた三角関係に注目が集まっていました。こんな風にハッピーエンドを迎えることは想像できてましたか?
まなみ: そもそも私自身、ロビンくんに「好きになってもらおう」と思っていなかったんです。“仲良くなれたら良いな”くらいの感じだったというか。
――自然の流れに身を任していたということ?
まなみ: そうですね。駆け引きみたいなものが苦手なので、自然体でいました。
――そんな自然の流れで惹かれ合った2人ですから、お互い好きなところはたくさんあると思います。今回はあえて3つずつ挙げてくれませんか。
ロビン: まんちゃんの目が好きです。それとネイルの色がいつも変化しているところ。あと指輪やネックレスなんかを手作りしているところも。
まなみ: 今つけているのは違うんですけど、アトリエで付けていた指輪とかを手作りしていたんです。
ロビン: 僕もいつか作って欲しいって思ってました。
まなみ: えっ! 早く言ってよ(笑)。
ロビン: あはは(笑)。そういうところに惹かれました。
――まなみさんはロビンさんのどんなところに惹かれました?
まなみ: すっごく細かいところに気づいてくれるところです。それこそ、ネイルの話じゃないですけど、ピンクのネイルをしてる時に「かわいいね」なんて褒めてくれて、その後、韓国に行った時は薄いピンクのネイルにしたんです。“誰も気づかないだろうな”と思っていたんですけど、ロビンくんはすぐに気づいてくれて。指輪変えた時も反応してくれたり。そんな部分をロビンくんに探して欲しいから、新しいアイテムをつけたりしていました。
――かわいらしい話ですね。
まなみ: あと、日本語を喋る時、めちゃくちゃかわいくなるところ。
ロビン: あはっ(笑)。
まなみ: 韓国語と英語を喋る時は、クールな感じなんですけど、日本語を喋る時はどこかかわいらしくなるんです。最後のひとつは…私もロビンくんのファッションが好きです。
――まなみさんは グローバルガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』(通称ガルプラ)出身のアーティスト。ロビンさんは日韓男女グローバルオーディション『青春スター』出身のK-POP練習生と、お2人は表現者としての道を歩んでいるという共通点もあります。最後に今後の目標を教えてくれませんか。
ロビン: 僕は韓国でアイドルとして活躍するというのが、この番組に参加する前からの夢です。なので、韓国に帰って、レッスンをしながら、目標に向かって頑張っていきます。
まなみ: 私はファンの皆さんに「応援していて良かったな…!」と思ってもらえるように今後も頑張りたいです。『花束オオカミ』に出てすごく良い刺激をもらいました。メンバーのみんなと話していて、「私もこんな風にアクティブに活動したい」と思えたし、ひとりでも多くのファンに幸せを届けたいですね。
――お2人の今後を楽しみにしています。ありがとうございました!
まなみ&ロビン: ありがとうございました!
『花束とオオカミちゃんには騙されない』はABEMAにて全話配信中。
テキスト・取材:中山洋平、撮影:藤木裕之
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